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  • v323 獣害対策の秘密兵器

    ■獣害対策の秘密兵器

    動物撃退器
    これが秘密兵器

    去年はキツネ・鹿対策として、野生の動物が怖がって近づかないと評判の「ウルフピー(狼の小便)」を配置しました。ところが、そのウルフピーを吊るしたそのすぐ横で、まったりしていたキツネを目撃。

    「何にも効いてねぇ!!」

    そうして、畑のあちこちにキツネのうんこが散在しているありさまでした。しかし、鹿には効果があったのかも知れず、なんとも言えない結果となりました。

    今年は、キツネと鹿だけでなく、クマの足跡がついていて、獣害対策は去年よりは深刻です。しかしあまりにも経済力がないのです。
    あのナオヒロくんが「秘密兵器を投入した」ということで、見せてもらいました。すでに数日前には設置してあったようで、それは畑にありました。上の写真がそれです。

    商品名は「アニマルバリア 動物撃退器 超音波 ソーラー式2500円」。
    簡単に説明すると、超音波によって動物がイヤがり、近づかない機能。近づいてもセンサーが働き、音と光で威嚇する優れもの。防水機能で太陽光パネルから電源供給するので電池切れの心配もなし。完璧。
    柵で囲うことを考えれば、効率もいい。

    んー、どれどれ、これかい?

    ナオヒロくんは、一旦設置したそれを抜いて、上の写真のように別のところに差していました。私は写真を撮ってから、何となくその近くの、ナオヒロくんが数日前に立てていたウネを見ていました。そうするとそこにキツネのうんこを発見。

    「これ、キツネのうんこじゃね?」
    「えぇぇっ!!」
    「キツネだねこれは」
    「うっそーっ!! ああっ、やられたーっ。えええっ?」

    ナオヒロくんは焦りまくっていました。

    「オレここに機械挿しておいたんすよー」と言いました。

    赤い丸で囲ったところが、機械を挿した跡。青い丸で囲ったところにキツネのうんこ。

    てことは・・・

    「何にも効いてねぇ!!」

    うん、この感じ。(笑)
    去年のデジャヴか。

    そして、あとでネットで調べるとこの秘密兵器に対するコメントがとっても気になるのでした。
    「数ヶ月もしないうちに、壊れました」(笑)
    「10日くらいで壊れました。。。」(笑)
    「2か月で充電が、その後1か月にフラッシュライトが壊れ・・」(笑)

    大丈夫やろか?(笑)

    もちろん、効果がありましたと喜んでいるコメントもあり、ナオヒロくんは「大丈夫」と元気に答えるのでした。

    「そもそもここのキツネが最強なんすよ、ありえないキツネなんすよ」
    「そう・・、・・かも、な・・・」
    「ここのキツネにだけ効果がないんすよ、大丈夫大丈夫」

    じゃあそういうことにして、まあ、確かに、被害といってもうんこをしていくだけなので、無視して良いということになりそうです。

     

    去年のウルフピーの横でまったりするキツネを思い出しながら、今回はおしまい。

    キツネ
    よりによってウルフピーの真横でまったりするキツネ(2017/6/7)

  • v143 超音波な出来事/愉快な札幌72-笑店

    ■超音波な出来事

    猫のトラッシュ
    猫は著音波を発し、会話する?

    猫という生き物は、聴覚が非常に優れていて、人間には聞こえない音(2万ヘルツ以上の超音波音)も聞き取っているらしいです。動体視力もスゴいものがありますが、暗闇で聴覚だけで、ネズミを捕らえる事もできるんだそうです。

    我が家の猫も立派に猫でありまして、時々、鳴き声を発せず、口パクで鳴いてくることがあります。いわゆる「超音波鳴き」です。

    それは人間を猫と思って話しかけているような行為に見え(いや、多分そうですよ)、超音波鳴きをされたら、人間としては「口パク鳴き」で返してあげると、楽しい気分になります。

    日曜日の夕方、ツレと町へ出た帰りに、おやつのようなものが食べたくなり、たこ焼きを買う事にしました。10個入りを2つ、ひとつは帰ってすぐ食べて、もうひとつは適当にツマミか夜食にしようと。

    たこ焼きには4種類のソースが選べるようになっていましたので、ひとつを「普通のソース」、ひとつを「ピリ辛サルサソース」にしました。
    普通のソースはあとでかけられるように袋に入っていましたが、サルサソースは直接かけるしかありませんでした。

    1メートルほどの距離で、おばちゃんは我々に背中を向ける形で、たこ焼きの箱に向かって作業を始めました。

    「サルサソースはかけちゃっていいですか?」
    「ハイ、かけちゃってください」
    「普通のソースはじゃあこれ入れておきますよ」
    「ハイ」

    というわけで、普通のソースの方を夜食にでもすればブニョブニョにならずに食べられそうでした。

    ところが何を思ったか、おばちゃんは普通のソースの袋を箱から出して、おもむろにソースの容器を掴んでそのたこ焼きにかけ始めました。

    その瞬間
    『あっ、かけちゃった…』
    と、口に出そうになり、まさに上の写真のような猫の口状態になっていました。

    声は出していません。ツレに聞いたところ、私が声を発していなかったことを確認しています。同時にツレも心の中で『あ、かけちゃった』と思っていたそうです。それも声には出していません。

    店のおばちゃんはソースをかけて間もなくクルッと振り向いてこう言いました。

    「あ、かけちゃった?」

    聞こえたのかよーっ!! 言ってねーよーっ!! なんでーっ!?
    これはまさに超音波な出来事でありました。 正直、あわてふためいてしまいました。

    また買いに行こうと思いました。(笑)

     

    ■第72回 愉快な札幌大発見:笑店(しょうてん)

    笑店

    ♪~チャッチャチャチャラチャラ、チャッチャッ♪ チャッチャチャチャラチャラ、チャッチャッ パフッ…

    座布団全部持ってけ。