• カテゴリー別アーカイブ 2009年
  • _年別_ » 2009年
  • v185 絶対に守られない公共ルール/愉快な札幌114-満々

    ■絶対に守られない公共ルール

    バスの中

    注意書き

    「バス停に着いてから席をお立ち願います」
    これ絶対に、確実に守られていません。みーんな守りません。私も守りません。ペタペタとこれでもかというくらい貼ってあるステッカーですが、カタクナに守りません。

    札幌の場合、バスは真ん中のドアから乗り、後払いで前から降りるシステムなので、大抵の場合、前から混んできます。

    必ずと言っていいほど前の出口付近はギュウギュウになるので、後ろの席が空いていても前の方で立ったりします。前がいっぱいだとちゃんと降りることが出来るか不安になるから席に座っている人は早くに立ってしまうのです。多分。

    そしてこの日常が習慣化して、あるいは条件反射的に、前の席に座っていても、ガラガラに空いている時でも、バスが止まる前に席を立つのです。

    終点まで行く時でも後ろはイヤです。というのは、経験的に、終点に着いた時が一番混んでいることが多く、降りるのにおそろしく時間がかかることがあるのです。

    急いでない時は別にそれは気にならないのですが、急いでいる時ほど、誰かが小銭を探していたりして、見事につっかえるものです。

    バスに乗ると、つい観察するようになりました。降りる人がバス停に着く前に席を立たないでいられるかどうかを。これが見事に、老若男女問わず、絶対に席を立ってしまうんですね。バスが止まってから席を立った人をほとんど見たことがありません。

    北海道なんだからもっとのんびりしなさいよっ!!

    冗談です。偏見です。すいません。せこせこしててもいいです。

    これはしかし、土地の性格などとは関係なく、システム的な問題なんだろうと思います。以前、札幌市に前払い前乗りにしてはどうかと意見を出しましたが、そもそも全区間定額ではないため、どうしても後払いにならざるを得ないのでした。後払い前降りのシステムである限り、前がギュウギュウになるのは必然です。

    しかし、何かいい方法はないものか…。

    ちなみに、私はバスに乗る時、自宅の玄関を出る前に小銭を用意して手に握っています。いくらなんでも早過ぎるタイミングで。さらには行く前から帰りの小銭も用意します。
    (なんかせこいですね)

    でもそれはますます焦りを助長するのであって、自分がもたつくとみんなに迷惑がかかるとか、スムーズに降りられないかもっ、とか、考えないことが改善につながるのかも知れません。

    みんながもたもたして、みんながそれを許せばいいのですよね。
    できるかなぁ。

     

    ■第114回 愉快な札幌大発見:満々

    満々

    名前はやる気「満々」なんですが…。
    み、見事な書き文字で…。

    これ昨年4月の写真です。今、どうなっているのか…。


  • v184 さえない/愉快な札幌113-フォッカイドウ

    ■さえない

    バスの中

    必要となったので、あるコンピュータソフトを買いにヨドバシへ行きました。ネットの「お試し版」が使いやすかったソフトを求めて。

    売り場へ行くと似たようなソフトがいくつも並んでいて、つい、買おうとしていたソフトより「良さそう」に感じたソフトを買ってしまいました。(今の私には高額で迷いが生じ…)

    失敗でした。結局使えなくて無駄な出費にショックを受け呆然となりました。

    しかし必要なので仕方なしに、お試し版が良かったソフトを買いに再び出かけました。

    あいにく大雪で疲れもあり、わずか2駅ですが、やむを得ず地下鉄を使いました。
    2駅なのに乗り換えがあります。ひと駅乗って、乗り換えてひと駅。

    まず駅のホームへ行くと、電車はちょうど出たところでした。「あぁもぉ」と少しイラっときました。やっと来た電車に乗り、ひと駅で降り、乗り換えのホームへ行きました。
    乗り換えの時も電車は行ったばかりで「ああもおっ」となりました。

    でもわずかひと駅です。電車に乗ると多少待たされたことも「まあいいか」と思うのでした。ところが目的の駅に着いたと思ったら逆方向の電車でした。「あーーーもぉーーー」となりました。

    仕方なしに逆のホームへ向かうと電車は行ったばかり。
    「きーーーっ」
    歩いた方が早かったかもっっ。

    とにかくそうやってやっと目的の駅へ着きました。ヨドバシからはかなり遠くの出口でした。しかも大雪の中、地上からしか行けないのでした。

    歩いていると、前の歩行者が急にピタッと止まって、つんのめりそうになったり、雪なのに水たまり(ロードヒーティングかも)にジャブっとなったり、交差点ではことごとくちょうど信号が赤になって、メガネに雪を積もらせながらイライラするのでした。

    ツキを変えようと、次の信号は、点滅して赤になったばかりのところをギリアウトで走って渡りました。右へ折れ、最後の信号。その信号がタイミング良く、ちょうど青になるところでした。
    「よーしっ」
    良い流れを作れたな、と思ったら、そこはスクランブルで、無理して走って渡らなくても普通に歩いていれば渡れた信号だったのでした。

    買おうと思っていたソフトは無事に買えて、帰りはバスを利用します。

    バス停までは来た時とは違って、前が開けるように信号は青、ストレス無くスムーズに行けました。しかも乗りたいバスがちょうど来ていて「非常にラッキー」でした。(乗りたいルートのバスは1時間に3本ですからね。え、いや、外で20分も待ったら寒いっしょ)
    こうやってプラスマイナスゼロに向かうんだな、とちょっと気分が良くなりました。

    バスから見た外の風景は、大雪で前が良く見えないくらいでした。そんな中、バスは通過する10数か所の信号機のほとんど全部に、ちょうど赤のタイミングで引っかかり、遅々として進まない状況にまたイラッときてしまうのでした。

    それだけです。

    さえない話ですね。

    宝くじで3億円が当たって気分がハイになっていたら、交通事故に遭っちゃって、すげー痛いのに、乗せられた救急車がたらい回しにされて凹んじゃいましたよ。

    なんていう感じのことが書ければ良いんですがね。良くないか。

    あまりにもさえない話なので、雪祭り前日の夜の写真をどうぞ。
    照明やマイクの試験、雪像もまだ途中のところもありました。
    前夜も観光客は訪れていました。

    雪祭り
    雪祭り
    雪祭り
    雪祭り
    雪祭り
    雪祭り
    雪祭り

    雪祭りは11日までやっています。
    おしまい。

     

    ■第113回 愉快な札幌大発見:フォッカイドウ

    フォッカイドウ

    こんなん見つけましたけど…。


  • v183 早口言葉/愉快な札幌112-かけラーメン

    ■早口言葉

    てっちゃん

    久しぶりに第三者を交えて飲み会をしました。「てっちゃん」という「大漁居酒屋」で、人気店なので予約しないとほぼ入れません。店内は「昔のおもちゃ」であふれ返っていて楽しい雰囲気です。

    入店するや否や、刺身の舟盛りをを必ず頼まねばならない決まりで、それは1人前1500円+税と、実は大変お得な価格です。量と質がスゴいのです。3人で行ったので下の写真のような「まじですか、な舟盛り」になりました。

    舟盛り

    スゴいんです。タコはまだ動いていまして、のたうち回っていました。ウニ、カキ、クジラ、タチ(白子)、イカ、ホヤ、クラゲ、カズノコ、カニ子、甘エビ、えーとあとなんだっけな、トロみたいなヤツと、サーモン、氷頭(ヒズ:鮭の鼻先の軟骨)、シメサバ、ツブ貝などなど、どれも新鮮でうまいです。豪快でなかなか北海道的であります。

    当然ながら日本酒を飲みます。
    四合瓶が空いてしまったので、追加で小瓶の「生貯蔵酒」を頼みました。

    「すいませーん、この生貯蔵酒をください」
    「はーい」

    「おっ、生貯蔵酒って言いにくいぞ」
    「なまちょじょうしゅ」

    他の2人も言い始めました。

    「なまちょぞうしゅ、言えるよ」
    「なまちょぢょう、ちょぞうしゅ」
    「なまちょじょうす、あれ?」

    生貯蔵酒

    「なまちょじょーしゅ」
    「なまちょじ…、緊急手術中」
    「しゅじゅつちゅう」
    「なまちょぞうしゅ、ホラ言えた」
    「バスガスバスバス」
    「にゃまちょ、…なまちょじょうしゅ」
    「しゅじゅちゅちゅう」(酔っぱらいはいつまでも馬鹿です)

    そんなとき、お運びさんがお酒を持ってきました。

    「お待ちどうさまでしたっ!!、なまちょじょース、あれっ」
    「あっ」
    「あっ」
    「あっ」

    「失礼しました、なまちょじょうスです」
    「酢かよっ」

    店員さんに馬鹿が移ってしまったようです。
    おしまい。

     

    ■第112回 愉快な札幌大発見:かけラーメン

    かけラーメン

    去年の夏に取り上げた「麺喰愛(めんくらぶ)」(v110)。読み方も然(さ)る事ながら、その当時は「会員価格190円」にも驚きを隠せませんでした。

    これは12月23日に撮影したものです。新たな看板に注目。

    「かけラーメン」

    聞き慣れない愉快な響き。かけそばのラーメンバージョンということでしょうか。であれば、このかけラーメン、具はありませんよねっ。「かけ」ですから。

    よく見ると「毎週 毎週 水曜だけのし・あ・わ・せ!」と書かれており、ちょっと水曜日が楽しみになってきますね。
    右の貼り紙は「かけラーメン高校生のみ300円」と書かれています。(中学生以下は割引なし?)
    火曜日の夜は、高校生はよく眠れないんじゃないでしょうか。(笑)

    しかし残念ながら一度も入ったことがないので、本当に具なしなのか、想像の域を超えません。調査しなければなりませんかね。


  • v182 ネタがない/愉快な札幌111-しんきん感

    ■ネタがない

    ガックリ

    ついにネタ切れです。写真も100号の時の使い回し。

    しょうがないので雪の話をしましょう。

    今年は暖かかったり急に寒くなったり、1月なのに雨が降ったり、大雪になったりして、異常気象かっ、なんて思ったら、何と今年の積雪量は今のところ「ガッカリな例年並み」となっています。

    雪まつりの準備も始まっていて、こんな感じになっています。

    雪まつりの準備

    雪像を造る手前の雪のブロックがあります。雪まつりは2月5日から11日なので、もうすぐですね。

    ネタがつまらんですね。

    ここ1、2年こんな話が出てきました。
    冬場に積もった雪を格納して、夏の暑い日に冷房として利用する。洞爺湖サミットの時に、実験的にやっていたようでした。

    超巨大な雪の格納庫を街の中にいくつか作れば、除雪の際の雪の捨て場になり、郊外まで運ぶ回数も減らせるし、夏に利用出来るしで、一石二鳥三鳥の効果が期待できそうです。最初はお金もかかるでしょうが、長いスパンで考えたら安上がりかも知れません。そしたらちょっとは税金安くなるかも。

    また、地中熱を利用して、冬場の暖房にしたり、ロードヒーティングにする技術がすでにできています。私はこういう自然のエネルギーを利用した技術の話を聞くと嬉しくなります。北海道がこういうことでもっと進展してくれたらいいなと思っています。

    除雪の風景

    除雪は本当に素早く、テキパキと行われています。

     

    ■第111回 愉快な札幌大発見:しんきん感

    しんきん感

    円山っていいところなんですがねぇ。だじゃれで親近感をアップさせようとする天下の信用金庫でした。


  • v181 ロビンソン閉店セール/sap110-大味な

    ■ロビンソン閉店セール

    ロビンソン

    ロビンソン

    札幌に来たころ目に入った「Robinson’s」の文字。すすきの中心地にあり、なにかと目印になった百貨店です。すすきのの顔みたいな存在であったと思います。

    それが1月18日に閉店になるというので、昨年から気にはなっていました。

    調べてみると、今はセブン&アイ・ホールディングス傘下であるらしく、本社は埼玉。
    最初は1974年(35年前)、「札幌松坂屋」で開業。
    1979年(30年前)にイトーヨーカ堂と提携し「ヨークマツザカヤ」となり、
    1994年(15年前)3月に今のロビンソン百貨店となったらしい。

    どうでもいいですね。

    2002年にリニューアルし、規模縮小。地下2階と10階全部が百貨店売り場だったのが、地下2階と2階までとなり、3階から上は別の店舗となった。
    何というか、要は長い間赤字経営だったようです。

    閉店後は主にイトーヨーカドーになるみたいです。なんだかツマラナイです。と言っても、私はほとんどロビンソンでは買い物をしませんでしたので、ツマラナイと言う資格もありません。

    それで、一応は気になったので、土曜日に行ってきました。もちろん閉店セールに期待してました。

    1階は時計や財布、2階は婦人服や靴や食器、どちらもあまり興味はなく、しかも買い物はフリーマーケットを利用している私としては、まるで安さを感じず、また面白みも感じませんでした。

    唯一、金属の丸いものが気になり、多分湯飲みを載せる皿だと思うのですが、1枚100円だったので2枚買いました。この金属の感じが、グラフィックのテクスチャーとして使えるような気がしたからです。 いろんな光に反射させたらきれいですよね。

    皿

    と言いつつ、撮影に失敗してますが。
    誰にも分からないような話はまあどうでもいいとして、食品やレストランのある地下へと向かいました。値札から1割、2割、3割引となっておりました。でも普段から特売の比較的美味くて安いものを買っている私としては、すべての商品がまったく安くなく、むしろ高くて手が出ないような状態で、せっかく手にした買い物カゴに物が入ることはありませんでした。

    50円くらいのキャベツがあればよかったのですが。

    ロビンソンの脇に宝くじ屋さんがありまして、ナンバーズ3を、少し前に夢で見た数字「511」と「611」をストレートで買いました。400円。

    本日抽選日です。当たったらロビンソンで買い物を…、あ、もう無いんだった。

     

    ■第110回 愉快な札幌大発見:大味な

    おおあじ

    のぼりに「素材にこだわり、味にこだわる」と書かれているのに、大味ってスゴい。
    うまいけど大味、みたいな。ふふ。

    辞書では…
    ・大味(おおあじ)
    食べ物の味に、微妙なあじわいや風味のないようす。
    きめ細かさがなく、おもむきに乏しいようす。
    食物の味、物のおもむきなどがおおまかなこと。
    単純で微妙な風味に欠けること。味が淡白なこと。

    「おおあじ屋」なのか「おおみ屋」なのか「たいみ屋」なのか、読み方は分からないですが…。

    入ってみるしかないか? 多分美味いと思います。