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  • v402 畑の様子

    ジャガイモの花。じゃがばな。7/7

    畑って大変。前号から17日も経ってしまいました。週3〜4回程度、早朝の2〜3時間の作業しかしてないんですが、バテバテです。そして睡魔との戦い。

    もう簡単に記録として書きます。まず菊芋。

    右側は雑草をゴリラ抜き。東の列。7/21
    北の列。西の40メートル。機械で草を刈ったところ。7/21
    北の列。東の40メートル。菊芋の左サイド、途中からゴリラ抜き。
    右側はニンジンの畝。畝と畝の間は雑草が生い茂り。7/21

    ニンジンは。

    上の写真と変わらんなぁ。一粒ずつ植えたところから芽が出て育ってます。7/21

    で、私のやってるエリアとは明らかに様相の違うナオヒロくんのエリアはこう。

    カボチャがすごい勢いで、育っている。7/21
    豆がいつの間にかスクスクと育ち(左)、ジャガイモも元気にもっさもさ。(右)

    こりゃあ歴然じゃないですか。次の写真はきっと面白いですよ。私が豆を植えたところが。

    えっ、どこに豆がっ?? 7/21

    ここにはですね、草は生えていなかったのですよ。それが、いつの間にかこうなってしまって、仕方ないなぁ、もう、キッツイけどやるか、と草を抜きました。手抜き。いや、手で抜きました。

    抜いた草はそのままそこに放置することで緑肥とする。

    豆が現れた。(笑)
    これ15メートルくらいあるかな、汗ダックダクでした。

    それとニンジンの畝が足りなくて、適当に蒔いたところがありました。そこにニンジンがちゃんと生えていたんですよ。

    ほぼ雑草と化してますけどね 7/23
    周りの草を手で抜くとこうニンジンが 7/23
    ここにもある
    周辺の草を抜いて、救出成功

    で、また菊芋。7月23日。

    東の列。菊芋の右側の雑草がどうもすっきりしないから。
    ウォーリャぁー、ブチブチブチブチ〜!!!

    と、ゴリラ抜き。実は両側やってるんで、とにかくもうヘトヘトのバテバテ。

    そして土の改良にEM培養液をジョウロで撒いていくのですが、全体をやれば、かるーく1時間はかかっちゃうんですよね。

    ですよね。

    ですよね。

    そんな中、少しは役に立っている「水システム」ですが、事件が起きていました。

    なんと溜まってた水の中に、カエルがピーンと硬直して死んでいました。溺れて死んだのでしょうね。落ちたら出られないから。でもカエルが水の中で死んでいたのはショックでした。

    右に発泡スチロールに溜まった水がありますね。その中で水中に浮遊するように死んでいました。それをすくって箱の外に出しました。7/24

    何か藻のようなものに包まれて最初は何だかわかりませんでしたが、カエルとわかって、水から外に出しました。見るからに苦しそうでした。これは悲惨だ。

    水溜めに落ちた生物が死なないように工作しなければならないと思いました。

    その後は雨が降ったり、用事があったり、もうこれを書いている28日現在、あれから4日間も畑には行けず放置しています。そして生物救済道具は何も用意していない。やばい。これでは殺蛙罪に問われてしまう。

    てな話ですね。それと。

    ズッキーニが化け物になっていました。7月16日ですでにこう。

    えーとですね。育ちすぎちゃん。胴廻り40センチくらい。肥料はやってないんですけどね。

    気がつくと育ちすぎ。ズッキーニ内部に種ができたらレストランでは使えないんだそうです。

    で、ズッキーニだけのカレーとか、ズッキーニだけのトマト煮込みとか、ほぼズッキーニだけっていう感じのものを5日間食べ続けましたとさ。

    あとあれですね、土壌phを測定する機材を購入したんですよー。そしたら不良品をつかまされて、どこを測ってもピクリともしなくて、返品しました。その後また購入して測ったんです。

    そんな話もあります。

    おしまい。


  • v401 草地獄とニンジン地獄

    草は世界最強です。なんぼでも生えてくる。全部覆い尽くす。

    さて、それはさておき、ここのところ、キクイモの周辺の草を、早朝6時頃からゴリラのように抜いていました。しかし、2時間かけても30〜40メートルしか抜けず、汗まみれになって呆然としていました。

    涼しい北海道であるのに、汗でドロドロです。

    そんな時、ナオヒロくんが言いました。
    「やっちゃいましょうか」
    私は少し考えてから、
    「やっちゃってくんない」
    と頼みました。
    ナオヒロくんは文明の利器「ガソリンエンジンタイプの刈払機」(草刈機)を使用しました。

    使用前(7/3)

    使用後(7/6)

    なんということでしょう。およそ100メートルが30分もかかりませんでした。
    写真奥の地点から左へ40メートルほどキクイモを植えてあり、そのエリアも含みます。

    仕上がりの比較をご覧ください。

    「あ」は刈払機。「い」はゴリラがブチブチと抜いたところです。
    やはりこれだけ広いと(逆に言えばたったこれだけなのに)、機械の力が有り難くなります。すべて手作業でやるのは、物理的にかなり厳しい。

    とにかく草刈マシーンを使ったことで、なんとなく形にはなりました。これで草に覆われ尽くされキクイモの成長が阻害される確率は低まりました。多分。

    ただ、ゴリラ抜きは根が残らないけれど、機械カットは根が残っている。それが良いのか悪いのか。良いとすれば、残った根が土を耕す。悪いとすれば残った根に養分を取られる。どちらが正解かはわからない。

    次に、地獄のニンジンです。

    1粒ずつタネを仕込んでいく方法では、1日2時間程度で50個前後が限界。種は1袋2000粒以上はありそうで、何日もかかります。ただ都合のいいことに時間差ができます。段階的に収穫できれば、長い間新鮮なものが食べられる。

    で、40日ほど前に植えた畝からは、6割ほど発芽していましたが、出てこなかったところに、まだ1000粒は軽くあろうかという種を、再び仕込みにかかりました。

    7/10

    この写真のように、発芽しなかったところ(矢印)に種を入れて、割り箸の先を赤く塗って目印としました。

    この写真では、奥の方の発芽率が低く、目印だらけになっています。

    約2時間で40個しかできませんでした。というのも、一応、生えなかったところの土を深くシャベルを入れてみると、そのほとんどに大きめの石があり、それを取り除くのにこれまた時間がかかってしまったのです。

    それにしても、発芽していないところのほとんどに石があった、その原因はおそらく石。ということは、うーん、はっ、まさかっ…

    昨年、間引きしたニンジンがもったいないからと移植したら、そのほぼ全部が生き延びたものの、キモグロく(気持ち悪いほどにグロテスクに)なった。ところが、石のあるところの種は発芽しないので、キモグロくならない。
    こっ、これはっ!! ニンジンはタネの段階では何か光線のようなものを出して、下に石があったら発芽しない仕組みになっているのではないだろうか。おそるべしニンジン。(んなこたーない)

    …そういうわけで、地味すぎる作業が続いています。

    筋肉痛はあまり気にならなくなってきました。しかし、腰痛とか膝の痛みとかは辛いものがあり、何と言っても睡魔が1日に何度も襲ってくるので、昼間に何度か気を失いかけています。

    ここのところは涼しく、朝は12度。

    7/12の朝。この日はやや高めで15度。

    7月12日。この日も6時前から2時間ちょい、発芽してないところに約40か所に種を仕込みました。そして、恐ろしいことに、ある畝では、そのほとんど全部が発芽していないのを確認しました。

    「ジーザス・・・」

    自分、キリスト教ではないけれど。

    連日の早起きと過酷な種まき、なかなかもう限界に近いです。上の写真、赤い印をつけた竹串を2本ずつ立てました。それは種を2個ずつ入れたところです。やっぱ2つくらい入れて、2つ芽が出たらもう目をつぶって1本をぶっ殺すしかないんでしょうね。

    なんまんだぶなんまんだぶ

    自分、仏教徒とも言えないんですけど。宗派とかわからんし。

    さて最後に、スベリヒユの状況です。スベリヒユは誰もが嫌がる雑草。ほとんどの人は、これを食べられるとは思ってないでしょう。

    せっかく発芽したニンジン(オレンジの囲み)の周りにスベリヒユ(黄色の囲み)が。
    広がるスベリヒユ
    増殖するスベリヒユ
    野菜だと思えば嬉しいスベリヒユの勢い

    そしてさらに昨日仕入れた新情報。コシカギクという植物。いわゆる雑草が、ロシアや北欧では調理に使われているんだと。香りがフルーティで、一種のハーブ。北海道にはあちこちで繁殖していたが、最近は減っているとかなんとか。

    それがこの土地にもありました。(かなり少ない)
    これです。

    抜いたやつを植えなおしてみましたが、ダメかも。

    これじゃわからんよ。枯れてるし。これについては追って、研究・報告いたします。そのうち。

    おしまい。


  • v400 400号記念

    クリックでショップに飛びます。(以下同様)

    いつの間にか400号です。でも。

    14年かけて400号っていうのもどうなんだい?

    半年休んだり、短期間にどっさり発行したり、どうなんだい。

    しかしね

    継続って大事よね。

    わはは。

    スタンプ買ってくだせぇ。

    だせぇ。

    だせぇスタンプ買ってくだせぇ。

    ははは。

    ふふふ。美化された私の似顔絵です。クリックでショップのマイページへ。

    記念号がただの宣伝に。

    仕方ないのよ。いつも土壇場だから。

    おいおいこれが記念号かい。


  • v399 雑草とゴリラの戦い

    スタンプ120円で売ってます。買ってね。(さりげに宣伝)

    なぜ雑草は強く、野菜は弱いのか。へなちょこな野菜はやめてしまって、食える雑草が良いのではないか。

    そういう意味でも、スベリヒユに今年は期待したい。

    雑草のスベリヒユ

    とか言っても、その雑草を食用にした途端、その周囲の雑草がやはり気になり、雑草取りをしなければならないという気分になってくる。

    もちろん菊芋も雑草と呼ばれる類の植物であり、農家には嫌われていたようだ。

    菊芋はジャガイモ同様、地中に塊茎(かいけい)を作り、この塊茎を食す。この塊茎が菊芋の場合グロくキモいので、最初に食べた人はえらい。菊芋は野菜となった。

    ただ、菊芋を野菜と見なせば、それにまとわりつく雑草の方が強く見えてくる。

    左の畝はズッキーニ、右のラインに菊芋。雑草の嵐。6/30

    放っておけば雑草に飲み込まれてしまう。
    6月30日、この状態から雑草を引っこ抜いていった。

    食べ物を作るには骨が折れる

    手作業で抜き続けること2時間。それでも全然時間は足りない。

    ここは菊芋の森のヘリ。菊芋が完全に隠れてしまっている。7/3

    この雑草を抜くと…

    結構頑張りましたよ

    しかし、写真からは、雑草取りの苦労はあまり伝わらないでしょ。ゴリラがウホーウホーーと言いながら、草を引っこ抜いていくような感じをご想像ください。

    ウホー、ブチブチブチ、ウホー、ブチブチブチー!!
    そこにウルトラ警備隊の戦闘機からミサイルが発射され、ゴリラに命中。

    ギャワー、ゴッホゴッホ、ウホホー、ブチブチブチー!! ブチブチブチー!!

    ゴリラは何も悪いことしてませんよー。なぜ撃つ。人間め。

    蚊のような存在の人間は無視し、ゴリラは次々に雑草を抜く。
    ブチブチブチー!! ブチブチブチー!!

    ブチブチブチー!! ブチブチブチー!!

    握力が落ちてきた。ゴッホゴッホ(咳)、両手で引っこ抜く。
    腰いてー、この中腰ってやつ、どうにかならんのか、ウホー。

    ブチブチブチー!! ブチブチブチー!!
    ブチブチブチー!! ブチブチブチー!!

    それを3日間、早朝、トータル約6時間かけて草を抜いた。

    そんなわけで疲労困憊なのです。湿布が必須なのです。

    7/3の状態。菊芋の森はほぼ菊芋だけになりつつある。

    よーし、いいぞ。
    だがしかし、これは東サイドのみであり、菊芋は畑を囲むように植えている。

    畑の北側。右の1列が菊芋。その右側には雑草がっ!! 7/3
    畑の西側。やはり雑草がもっさもさ。7/3

    ゴリラが何匹いてもきつい。まだトータル120メートルはある。(遠い目)
    あの高齢の宇宙人なら信じられないスピートでクリーンにしてしまうのだが。

    刈払い機を使うかな。でも菊芋もチュイーンって切ったら悲惨だし。

    とにかくまぁ、手作業は大変です。
    この先どうなってしまうのでしょうか。

    続く。


  • v398 ニンジンの数

    ノコギリクワガタの頭が落ちてました。生きた姿は見かけないのですが。7/1

    まだニンジンの種は1500粒はあるかと思われ、撒いても撒いても無くならないのでした。

    もう無理です。

    ということで、植えた数を数えてみました。
    ズバリ、690個でした。ニンジンなので690ニンですね。

    1番早い時期に植えた186個のうち、108個から芽が出て育っています。発芽率58%というところです。これから出てくる可能性もあり、まあ6割です。

    他の草が先に生えてきて、芽が出なかったとか、芽が出る前に土がカッチカチになってしまったとか、いろいろ原因はあると思います。もうすこし様子を見て、発芽しなかったところには、また新たにニンジンの種を入れてみるつもりです。

    まとめると、現状、ニンジンの種は690個蒔き、400ニンくらいは育ち、発芽しないと思われる300ニンを追加し、6割発芽なら200ニンが育ち、秋には全部で600ニン出来ることになりますね。それでも種は1000個は余る。

    ニンジンの種って重さで表示されていて、今回のニンジンは「時なし三寸」、8ミリグラム200円なのです。200円ですよ。おそらく2500粒はあるような感じです。丁寧に一粒ずつ蒔けば約2000本は発芽すると思われます。すごいと思いませんか。

    来年はやめよう。

    おしまい。