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  • v372 ひつじ・キツネ

    羊くんがいます

    前回からの続きです。
    天気も良く、羊もまたゴロゴロとたくさん日に当たっていました。何度か来たところですが、こんなに数がいたのは、過去初めて。

    丘の向こうにも放牧地があり、全部で200〜300頭はいました。
    雲も羊のよう
    全ての羊が草食べてます

    10分ほど羊を眺め、帰ろうと車を進めたところ、今度は草原にキタキツネが2匹、まるで犬のようにちょこんと座っていました。こちらに気づいたキタキツネは少し考えていました。

    2匹のうちの1匹
    なんか考えています
    やべえ、逃げろ、と言って走り出しました
    こちらは別の1匹。これも後を追っていきました。

    ええもん見させてもらいました。

    帰路につきます。北海道は信号機もなく、まっすぐの道路が多く、やたらとスピードを出す人も多いのですが、猫が泣くから早く帰ろうとか思わずに、適正スピードでのろのろと(適正でのろのろってなんだっ)走りました。

    いよいよ自宅に近づきました。
    満タンにしたガソリンはまだ40km走れるよと表示されていました。
    スタンドで給油。本日は22.4リットル消費しました。3149円。イタタタ。ソフトクリームが12個食える。

    この時点で本日の走行距離は496km。家まで約4km。
    コープに立ち寄り。

    家の近所のコープの駐車場で撮影。右上の数字が本日の走行距離。家まで300メートル強。
    下の数字は航続可能距離で、丁寧に乗ると540kmくらいまで伸びます。

    500.1km、ほぼ19時に家に無事到着しました。平成最後の交通事故は起こしませんでした。

    ということで、平成最後の記事でした。(懐疑的)


  • v371 十勝岳温泉郷から南下

    背景の山は多分、夕張岳
    多分、富良野で写した。背景の山は大雪山系

    いよいよ平成最後の記事となりそうです。

    温泉を出てから、なにせ、カーナビ任せにしようと思っていました。カーナビは判断が早く、すぐにこの道を行けと言いました。

    「マジですか、カーナビさん」

    ショートカットとはいえ、ずっと砂利道で、ボッコボコでした

    「これちゃんと道なんだろうな」
    「閉鎖されてないだろうな」
    「しかしこれ、40km/hも出せないよ」(ガタガタで)

    「このクマちゃんの出そうな道はどのくらいある?」
    「7km」
    「そんなもんか、20〜30kmあったらどうしようかと思った」(心の声)

    「馬横断あり」の標識通過。鹿追から士幌へ。

    14時20分頃、新得に入り、25分で鹿追町入り、15時半頃にひと休みして、美味いソフトクリーム(260円)を食べ、超贅沢グルメを堪能。このソフトクリームのためにここまで走ってきたようなものです。(写真は撮り忘れ)

    このあたりの風景は、近くのボコボコの山と、遠くに大雪山系と日高山脈が見える、素晴らしい景色のところです。年に数回来て、季節ごとの写真を撮らせていただいております。

    これは2016年3月の上士幌の東ヌプカウシヌプリという山(右端)

    さて、ここから北見までは約120km、約2時間。ちょうど18時には帰って、猫と遊べそうです。ズンズンと快調に北上しました。何度も来ている道なので、車を止めて撮影することもなく、足寄に入りました。

    なにも目に入らなければいいのですが、この道沿いにアレがいるんですよね、アレが。いたらヤバいなと思っていたら、いたんですよ。
    「なーにーっ!! やっちまったな!!」

    いったいなにがっ・・・

    そして今度こそ平成最後となるでありましょう・・・(うぜー)


  • v370 大雪山系の温泉へ その3

    十勝岳温泉・凌雲閣の横から撮った風景。さらに奥へ行くと、断崖絶壁で目が回りました。

    一応、予定の範囲で到着した凌雲閣。車を止めて、玄関へと向かいました。私は右へ左へフラフラしながら写真を撮っていました。

    すばらすい

    助手が先に玄関へ着き、こう言いました。

    きゃー

    クマか、クマが出たのかっ!!

    玄関であります

    なにやら、貼り紙があります。近づいてみるとこれがっ。

    出ました。露天風呂を楽しみにやってきて、露天風呂に入れないパターン。思い切って美味しいもの食べようと出かけたら定休日のパターン。

    ネットで時間も場所も値段も調べて万全だと思っていたのに。

    仕方ありません。しかしこのあたりは実は温泉だらけなのです。ここに来る途中に3つばかりありました。ここは道の寸詰まり、一番上ですから、またこの道を下って、最初の温泉に行くことにしました。

    十勝岳温泉・カミホロ荘

    悪くないじゃないですか。日帰り温泉もやっていて、凌雲閣より200円安い600円でした。200円あればコーヒー2杯飲めちゃうじゃないですか。こんな好景気に水を差すような貧乏トークですけど。

    で、普段は1時間半は入浴するのですが、11時なので、1時間入り、帯広へ向かうことにしたのです。なんせまだここから280km走らないといけません。撮影スポットもきっとたくさんあります。最低6時間は必要です。
    夕方6時に帰らないと、猫が泣きます。

    高齢化したトラッシュちゃん
    チンピラのちゃめくん

    こいつらが泣きます。早く帰らないと。

    泣いてしまうのでしょうか。一体どうなっちゃうの。
    平成最後の記事のはずが、まだ終わらないのでしょうか。

    続く。


  • v369 大雪山系の温泉へ その2

    こっ、これはっ

    きゃー、きゃー、と言いながら急ハンドル、少し戻るくらいの鋭角ターンで、青い池へ向かう道路に入りました。

    なーんだ無事だったのか。

    美瑛に入ってからももちろん素晴らしい風景は続き、予定の道を急遽変更して、青い池へ向かったわけです。

    青い池が近い
    駐車場は300台くらい止められそうで、かなり埋まってました。

    完全に観光地であります。斜里の神の子池と違って、整備されまくっていました。夜間の照明もあり、なんだか売店のようなものも準備中でした。池が青いっていうだけなんすけどね。バスクリン的な。

    透明度は神の子池の方がありそうでした。ただ、ここは神の子池の10倍近くありそうな広さでした。

    観光地といえば、もはや貧乏な日本人の姿は少なく、金持ち日本人は海外へと旅立っているようで、さすがは過去最大の好景気であります。

    青い池はやはり直接見た方がよろしいと思います。一応、写真アップしますが、歩いた感覚とか、そよぐ風とか、鳥の声とか、全然違いますから。

    入り口です。観光客が次々にやって来ます。
    池を右に歩き、左の枝にゴジュウカラかな、小さい鳥がすぐ近くにいました。咄嗟にシャッター切りました。鳥は難しくていつもピントが甘かったり、手ブレしたりするのですが、珍しくピントバッチリでした。顔切れたけど。(笑)
    晴れててよかった。綺麗でした。
    どこの国の人かなぁ、おっさんもパチリ。
    カモが2羽いました。

    青い池には23分間、堪能して、温泉へと向かいました。十勝岳温泉・凌雲閣(りょううんかく)というところです。露天風呂からの眺めが絶景で、大人気のようです。すごい山奥です。どん詰まりの。

    青い池から24分。いよいよその凌雲閣が見えてきました。平成最後の温泉です。
    最初の写真がそれです。

    これです、これ。すごい山の上です。11時少し前に到着です。ところが、玄関へ行くと、きゃー、と悲鳴が上がったのです。

    続く。

    この記事もこれが平成最後と思ったのですが…。
    (平成最後と言いながら7回目ですねこれは)


  • v368 大雪山系の温泉へ

    10連休の2日目ということもあり、たまには超長距離の日帰りの旅に出てみました。今まで行ったことのないところで、ギリ帰れるところ。

    宿泊代もないし、猫が寂しがるので、1泊もしません。
    こんな超好景気に残念な話です。

    北見から石北峠を超え、上川、旭川から美瑛、富良野、大雪山系の高地で温泉に浸かる。ここまで220km、約4時間。
    それから南へ、新得、帯広、足寄と回って帰ってくる280km、合計500kmコースにしました。温泉を出た時に、午後2時に近ければ、来た道を帰る算段です。

    満タンで540キロくらい走ります。ノー給油で帰るのが目標です。

    疲労で居眠り運転などしようものなら、死んでしまう過酷なコース。
    朝5時45分、体調は普通だがちょっと眠い。ヤバい。平成最後の死亡事故になったら大変。人生最後になっちゃう。

    石北峠まではよく行くので、素晴らしい風景はチラッチラッと見て、すげーすげー、と言いながら通過しました。

    8時半頃には旭川の旭山動物園のあたりを通過。東神楽町あたりで予期しない風景が現れてしまいました。

    なんじゃろなー、すごい山じゃなぁ

    昨日、10連休初日に、北海道は広いエリアで雪が降り積もりました。その分、山は白さが際立ち、しかもこの日は快晴。見事な景色となっていました。

    大雪山系
    なんだかすげーんス。

    旭川の近くは、こんな風景だったのかと驚いてしまいました。
    あちこち写真を撮っているうちに、ズルズルと時間が過ぎていきます。

    美瑛では、さらに美しい風景が出てくるに違いなく、昼までに温泉に入ることができるのか心配になってきました。そんな時に、助手席の助手が言いました。
    「美瑛といえば、青い池があるなぁ」

    青い池っすか。そんなにすごいんすか。あ、実際に見たことないから見てみたいと、ふむふむ。Qな話ですな。カーナビで調べてみ。どの辺かな。

    あ、その道だ、という声がしたのは、左折する数10メートル前で、後ろにはやや離れて大型トラックが来ていました。後ろに気を使いつつブレーキを踏み、左折の道を少しオーバーしたところでウインカーを出し、グリンと曲がり、悲鳴がっ!!

    どうなってしまうのか。
    平成最後の記事のはずが、まだ続くのでしょうか。

    続く。