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  • v312 大規模「家庭菜園」 じゃがいも2

    ■大規模「家庭菜園」 じゃがいも2

    じゃがいも
    春先の新芽(2017/6/10)

    私の作った放置じゃがいもはあまりにも適当過ぎましたが、ナオヒロくんのじゃがいも作りは圧巻でした。上の写真から10日ほどで次のようになり、

    じゃがいも
    もっさり(6/21)

    さらに10日後にはこう・・・

    じゃがいも
    とっても元気(7/1)

    そしてこのわずか2日後…

    じゃがいも
    土寄せの跡(7/3)

    土寄せが始まりました。この土を削って根元に盛る作業は、想像以上の重労働だったそうで、もう来年はこんなには作らないぞ、と無理矢理種芋を追加され、重労働が倍増した原因である「闇の大王」に怒りをぶつけていました。(笑)

    2週間ほどすると花が咲いていましたが、「鹿に花を食われた」と、いまひとつ謎な現象により、鹿除けのナイロンテープを張りました。予算がないのでこれが限界です。

    じゃがいも
    山側に簡易鹿除けを張る(7/18)

    それから約10日後、元気な緑だったのが、やや枯れてきました。

    じゃがいも
    やや変色(7/27)

    そして間もなく、部分的に枯れてきた株のじゃがいもを掘り始めました。この時に食べたじゃがいもが、何ともコクがあって、べらぼうに美味かったのです。「闇の大王」も知り合いの農家さんのものより断然うまかった、と絶賛していました。

    じゃがいも
    掘るナオヒロくん(7/30)

    地面はカッチカチに固まっています。固いのです。雨が降るとドロドロになるため、その時期にじゃがいもが太り、晴れると万力で締め付けたようになる。これが味を出しているのかも知れない、と我々は雑談しました。
    前号で書いたように、じゃがいもを掘る時はピーカンがベスト。

    じゃがいも
    8/18の金曜日の早7時半ころ

    写真の奥の方の左側と手前を残し、収穫されていました。私は土日か早朝しか動けないため、手伝っていません。そして8月20日の日曜日に晴れて、手伝うことが出来ました。土が固くてかなり力が必要でした。

    じゃがいも
    掘るナオヒロくん(8/20)

    最後のウネに取りかかるナオヒロくん。やはり地面がカッチカチで、掘るのは大変です。この日は「闇の大王」も来ていて、地面が固くて厳しいと嘆いていました。

    じゃがいも
    掘るナオヒロくんと、奥に「闇の大王」(8/20)

    じゃがいも

    じゃがいも

    じゃがいも

    収穫したじゃがいもはコンテナに詰め、一輪車で50メートル先のハウスの近くまで運びます。

    じゃがいも
    この日は、このコンテナで5個ほど(8/20)

    かなり重い。しかし予想したよりは少ない感じがしました。

    じゃがいも
    紫のじゃがいもも少しだけナオヒロくんは作っていました(8/20)

    ピニールハウスの前の広い地面に、枯れ草を敷いて、そこにじゃがいもをぶちまけて、大きさ別に選り分けていきました。

    じゃがいも
    全部でこのくらい(8/20)

    大きなものは割合少なく、5~7cmくらいの大きさが大半でした。中学生と呼ぶことにしました。小学生も結構あり、やはりここの土が締め付けて大きくなりにくいのだろうと思いました。売り物としては厳しい感じでした。味は良いです。
    3~4時間ほど天日に干して、家に持ち帰り、お裾分けに奔走しました。

    全体を見た時、思ったよりは少なく、もし利益を得たいのであれば、やっぱり機械化・大規模化しないとダメなんだろうかと感じました。
    じゃがいもって機械化すると、「種まき機、土寄せ機、虫除け(農薬)、雑草対策(農薬)、芋掘り機、運搬車、格納庫」と、ハンパなくお金がかかるんです。しかも気候に左右されるわけで、農家のリスクが大き過ぎるんですよね。
    作る作物によってはまた別の機械が必要ですし。
    なんとなく、効率だけ考えた単一栽培にこそ落とし穴があるのではないかなぁ。

    それはともかく、何もしない農法を確立しなければなりません。(無理無理)

    それにしても、この過酷な一連の作業をやり通したナオヒロくんに喝采を送りたいと思います。パチパチパチ。
    終わり。(えっ、それだけ?)

    来年、どうするのかなぁ。どうしようかなぁ。


  • v311 大規模「家庭菜園」 じゃがいも

    ■大規模「家庭菜園」 じゃがいも

    カエル
    カエルくんもあちこちにいます(2017/7/1)

    じゃがいもは誰にでも簡単にできる野菜と言われています。土に埋めておけば出来る、くらいに簡単なのです。ただ、まともにやろうとすれば、間引きもしないといけないし、土寄せをしないと大きな芋はなかなか出来ないようです。

    以前札幌のマンションの一室で、プランターでジャガイモ作りに挑戦したところ、超小粒しか穫れず、成功したとは言えませんでした。部屋では受粉しないのですが、じゃがいもはクキであり、無性生殖という形で増えるので、蜂や蝶はとりあえずいなくても問題ないのです。

    花が咲き受粉すれば、何割かの株でトマトのような実が付いて種が出来るものがあり、その種からもじゃがいもは出来るそうですが、大きな芋になるまで数年かかるため、普通種からじゃがいもは作らないみたいです。
    (8月9日に、訓子府町の農業試験場のイベントに行ってこの話を聞きました。タメになったねぇ~♪)

    北見農業試験場
    155ヘクタールの大規模な試験場があります(8/9)
    じゃがいもの実
    これがじゃがいもの実(8/9)

    さて、畑仕事があまり得意ではない私は、いかにして機械を使わず、ラクに作物を作るかを考えています。しかしそれでもある程度の力仕事は必要であり、今は仕方なく力仕事もしていますが、将来的には寝ているだけで作物が穫れたらいいなと思っています。(ぜってー怒られるよね、こんなこと書いたら)

    でもね。
    山菜ってそうじゃないですか。採るのが手間ですけど。いわゆる雑草は全部、気がつけば生い茂っているわけですよ。そして食べたら野菜じゃないですか。(笑)

    えー、暴言の数々はお見逃しください。

    さて、ナオヒロくんの畑はとにかくプロの腕前なのでとても比較にならないわけですが、私のじゃがいも作りの顛末をここに書いていきましょう。じゃがいもは5月末から、数回に分けて何か所かに植えました。

    じゃがいも
    芽が出て順調に育っているように見えるじゃがいも(7/5)

    一応ウネを作りました(力仕事)。株間に腐葉土を入れました。でもちょこっとです。じゃがいもは痩せた土地でも出来るというウワサなので、無肥料でも良いと思ってました。

    芽が出た当初は、じゃがいものまわりの草は少なかったのです。生えてくる雑草くんたちは、できるだけ放ったらかしにしておきました。下の写真は上の写真のものとは違う場所ですが、わずか8日後…

    じゃがいも
    雑草の生命力と、花が咲くジャガイモ(7/13)

    緑の地球ですね。
    じゃがいもには花が付き、しかしナオヒロくんのじゃがいもと比較すると細く弱々しい感じはしました。分かりにくいですが、遠くにナオヒロくんのじゃがいものラインが見えています。そこまでの間には、手前の方に少しいろいろ植えているのですが、広過ぎてほとんどが手つかず地帯なので、ほぼ、自生のヨモギ畑となっています。
    で、ナオヒロくんのものすごいじゃがいもに気を取られているうちに、1か月以上が過ぎ、こうなりました。上の写真の反対側(左上あたり)から撮ったものがコレです。

    じゃがいも
    いったいどこに(笑)(8/20)

    左に背の高いヨモギ。画面のど真ん中に、枯れた茎があります。それがじゃがいもで、もう掘り頃のサインです。まわりの草はみんな元気です。
    掘っちゃいましょう。

    じゃがいも
    ちいさっ(8/20)

    これは成功とは言えませんね。やっぱ何か手をかけてやらないとダメなんでしょうか。とはいえ、あっちこっちに50株ほど植えたので、一部、どこに植えたかも分からなくなってますが、とりあえず掘り出したじゃがいもはこのくらいになりました。ハイっ、こちら。

    じゃがいも
    天日に干しています(8/20)

    じゃがいもは掘り出してから半日くらい天日に干すことで保存状態が良くなるそうです(長持ちする)。しかし、この後の保管で天日に当てると緑色に変色し毒となります。食べるとひどい目に遭うらしいです。

    それはじゃがいもがクキだからなんです。
    日光に当たるとじゃがいもに葉緑体ができ、光合成を始めることから、緑になるんだそうです。 だから日陰に保管しなければなりません。しかも温度もあまり高くなく(一定で)、風通しが良くないと腐りやすくなります。室内の日陰は大抵、風通しが悪いです。てなわけで、じゃがいもは保管の際に悩むことになります。

    ナオヒロくんの家の部屋はひとつ丸々つぶれ、しかも時々風を扇風機で送るという力技で凌いでいます。

    ところで、じゃがいもはかなり味があって美味しかったのですが、この土地に適しているのでしょうか。晴れた日に掘るわけですが、晴れると土がカッチカチで、実はものすごく苦労しました。
    雨になると土がドロドロにぬかるみます。この揉みほぐし効果がじゃがいもにいい味をつけるのかもしれませんが、作業効率が非常に悪いのです。

    ま、いいか、美味けりゃ。
    いろいろと勉強になります。


  • v166 収穫/愉快な札幌95-つる人

    ■収穫

    ジャガイモ
    室内栽培ジャガイモの末路

    室内栽培していたジャガイモをついに収穫しました。vol.163で穫れたものよりも小さいものがいくつか出来ていました。

    ジャガイモ

    こんな感じで、皿に集めると…

    ジャガイモ

    このしょぼさ。
    その半分はぶよぶよして食べられそうもありませんでした 。食べられそうなジャガイモだけを使い、小さいものに合わせて切り、ニンニクバターで炒め、しょうゆをからめました。

    ジャガイモを調理

    そして、結構いい加減に植えておいたパセリがモッサモッサと生えているので少しむしりまして…

    パセリ
    ジャガイモもこのくらい頑張って欲しかったが…

    それからちょうど大通公園で開催されていた「物産展」で、たまたま面白いと思って買った「当別町のマイクロトマト」なるものがあったので、そのジャガイモに添えたみたのが最初の写真です。トマトは本当に小さくて、主人公のジャガイモが少しだけ大きく見えるのでした。

    しかしここまで豪快に失敗すると逆にすがすがしいものです。さて来年は、かぼちゃかとうもろこしか…。

    なんてそれはありません。やはり主食系野菜の栽培は室内では無理だと思いました。圧倒的に太陽の光量が足りない感じです。それと今回は虫が発生しなかったのですが、ラッキーと言っていいと思います。

    もし栽培に成功していたら、次は数を増やしていたかも知れず、そうなれば場合によっては虫が発生して、室内は大パニック、なんてことになったかも知れません。うひー。

    何にしても、いくつかの教訓は得られました。

     

    ■第95回 愉快な札幌大発見:つる人

    自転車に乗っていたら、看板が目に入りました。
    足がつりそうになりました。(ウソ)

    足のつる人

    薬局でした。


  • v163 一部収穫/愉快な札幌92-見晴し台

    ■一部収穫

    ジャガイモ
    ジャガイモ家庭料理

    今年の4月に、誰も賛成しないジャガイモの室内栽培を敢行いたしました。
    (vol.142参照)
    とにかくプランター栽培の経験もなく、肥料とか剪定とかの知識もなく、あとは野となれ山となれ的に、まずは植えてみたのでした。

    ある情報によれば、植えてから2~3か月で収穫できると書いてありました。現在はすでに5か月近く経過しており、本来なら収穫は終わっているべき時期であります。

    ジャガイモは4か所に植え、きっちり4株が順調に育っていました。しかし、あまりにも育っていたため不安になり、ある情報の「剪定が必要」というのを思い出し、6月にバチバチと半分ほどカットしてしまいました。

    それからは元気がなくなり、7月末には2株が死んでしまいました。土を掘り起こしてみると、ほとんど根も張っていず、完全に失敗と分かりました。

    8月24日、死んだ2株の土の周りをならしていると、小さなジャガイモがコロンと出てきました。

    じゃがいも

    ジャガイモはおそらく左上の株のものだろうと思われるのですが、何だかよく分かりません。まあとにかく小さくてこんな感じです。↓

    じゃがいも

    ほぼ100円玉の大きさ

    「でも食えるだろ」

    と思いました。そんなわけでバター炒めにして、ジャガイモのプランターの横で栽培していたパセリを添えて、安物の赤ワインをついで、食卓に着きました。

    「ルネサーンス!!」

    のかけ声とともに乾杯。5か月間で育ったリトルポテトを大切に食べたのでした。味の方はちゃんとしたジャガイモで美味でした。うーんさすがは北海道、と思ったとか…。

    まだ2株残っており、花は咲かなかったものの、ひょっとすると小さいジャガイモがいくつか土の中に存在しているかも知れません。いつ掘り起こしていいのかそのタイミングさえよく分からないのですが、頃合いを見て収穫しようと思っています。

     

    ■第92回 愉快な札幌大発見:見晴し台

    札幌駅から南に、地下鉄とバスを乗り継いで、運が良ければ40分くらいのところに、西岡公園という水が豊かな自然公園があります。もともとは旧陸軍の水道施設で、「西岡水源池」(にしおかすいげんち:「ち」は池の字)と呼ばれていました。今でも水源池と言われていますが、みんな「地」と勘違いしているようです。多分。

    そこへ2週間ほど前に行ってきました。

    西岡水源地

    美しいです。でっかいフナやカメがたくさん棲んでいます。

    このいわゆるダム湖の周辺に散策コースがあり、その中に「木道」と称する道がありまして、湿地帯に延々と板を渡してある道がありました。地面から50~80cmくらいの高さがあり(記憶)、木道だけで1km以上ありそうでした。
    足を踏み外すと下は湿地だったり小川があったりするので、スリルがありました。落ちた時のためか、湿地に入るためか、長靴で来ている人を多く見ました。

    ここに子どものみならず大人までもが虫取りアミを持ち、トンボや蝶を取る姿が見られました。小川にはメダカやアメンボがたくさんいました。

    ホタルも生息しているらしく、夜にホタルを見にくる人もいるようです。しかし夜は灯りが一切ないので(明るかったらホタルがキレイに見えませんね)、肝試し的になってしまうためか、「心霊スポット」でもあるようです。

    木道は十字路やT字路でつながり、不思議な楽しさがあります。

    西岡水源地西岡水源地
    西岡水源地西岡水源地

    こんな感じです。楽しそうでしょう?
    歩いていると、見晴し台がありました。いよいよですよ。

    西岡水源地

    これが今回の愉快なものであります。

    西岡水源地

    まるっきり見晴らしの悪い見晴し台。


  • v144 本当のクリーンエネルギー/愉快な札幌73-ショールーム

    ■本当のクリーンエネルギー

    太陽光発電機「ソラウナギ」
    太陽光発電機「ソラウナギ」です。

    正直言えば家計は苦しいです。しかし、悩んだ末に買ってしまいました。太陽光発電機「ソラウナギ」といいます。10ン万円です。実は3月7日に購入したのですが、いろいろあって書けませんでした。細かなことは今後、ホームページの別のコーナーで「リポート」していきます。

    「ソラウナギ」は外見はアタッシュケースで、10kgあります。猫2匹分くらいの重さです。パカッと開くとニャーニャー鳴きます。ウソです。鳴きません。
    開くと全面ソーラーパネルになっていて、太陽光を当てると発電が始まります。(昼間なら開けただけで充電中ランプが点灯します)

    発電した電気は、内臓のバッテリーに充電され、やはり内臓のコンバーターで家庭の60Hz100V交流電源として使用できます。

    これでもう老後は安泰です。(笑)

    んなわけはありません。(泣)
    とても元がとれるなんてもんじゃないです。

    それでもこれは購入する意味はあったと思っています。それはこれからの太陽光発電生活によって、多分何かが得られるからです。
    そして、買うことで商品が安くなったり、改良が進んだりして、クリーンエネルギーの利用者を増やすことにつながるとも思っています。

    購入の一番大きな動機は、原発にありました。
    原発は安全ではなく、クリーンでもありません。どんな問題より重い、バカでかい問題をいくつも抱えています。少しでも間違えたら取り返しがつかないのです。生命の安全より利権優先で、ウソをついてまで建設を続けようとしています。
    原発施設の寿命は長くありません。半永久的に管理が必要になります。結局はこれも我々の税金を大量に投入することになるのです。それも将来の人々がその負の財産を背負い続けることになります。

    原発は発生するエネルギーが大き過ぎて、半分くらいは捨てているのだそうです。発生した熱エネルギーは冷却水を温め、それは海へ捨てられ続けます。大気の温度変化よりも海水の温度変化の方が、環境への影響は深刻だと言われています。
    つまり、原発は温暖化や気象変化を劇的に進める発電方法なのです。しかも非常に危険な人工放射性物質を大気と海水に垂れ流し続けていて、それが微量だということで「安全」だという理屈になっています。

    おそらく水力発電の復活と、風力、太陽光、地熱、波力、燃料電池等、今の技術で十分、原発に代わるエネルギー源としてまかなえるはずです。長期的には、かかる費用も原発に比べたら微々たるものです。

    でも黙っていたら原発の建設をどんどん進められてしまいます。それは私個人ではどうしようもなく、逆に補助金が出たり、経済効果があるなどの理由で、喜ぶ人もいるわけです。まるで米軍基地と同じですね。建設する場所も必ず地方です。

    ああ、悲しいなぁ。これって、お金と命の天秤なのに。

    そんな現実を0.01ミリずつ変えるために、本当のクリーンエネルギーを生活に取り入れていきます。でも、「個人」ではやっぱり限界は感じます。

     

    ■ジャガイモ室内栽培のこと

    じゃがいもプランター

    育ってきていますよ。vol.147で書きました「ジャガイモの室内栽培」が順調です。これも今後、「ポテトライフ」ということで、後日、「ソーラーライフ」とともにリポートしていきます。

    これで老後も安心です。(笑)

    んなわけはありません。(泣)

     

    ■第73回 愉快な札幌大発見:ショウ・ルーム(笑の部屋)

    笑の部屋

    前回に続いて「笑」のネタです。
    笑いの絶えない愉快なスナックなんだと思います。

    腹筋が痛くなりそうなんで、入るのは遠慮しときます。