v142 ジャガイモを室内で作る計画/愉快な札幌71-食いてえ

■ジャガイモを室内で作る壮大な計画発進っ!!

ネコのトラッシュ
何でも食べようとするネコのトラッシュ

北海道と言えば、鮭、イカ、とうきび(とうもろこし)、ジャガイモ、タマネギ、ラーメン、ジンギスカン、スープカレー、エゾ鹿、キツネ、ヒグマ、クリオネ、白い恋人、直線道路、トタン屋根、夕張メロン、夕張の破綻、病院の崩壊、牛乳など、まあいろいろとあり過ぎるわけでありますが、中でもジャガイモと言えば、やっぱり誰もが北海道を思い浮かべるでありましょう。

だからというワケではないのですが、ジャガイモを作ってみる事にしました。

しかし我が家はベランダもないマンションなので、部屋で作るしかありません。もちろん市民農園という畑の一角を年間1万円程度で借りて作ることもできるのですが、我が家には車が無く、あったとしても人を轢き殺してしまうので乗りません。(vol.63参照)
ま、とにかく、6畳の部屋を丸ごと畑にしようかと思いましたが、虫が発生したら大変なことになるのでこじんまりとやることにしました。

必要となる深いプランター、プランターの底に敷く「玉砂利」、肥沃な土、ジャガイモ用の肥料、種芋、を揃えました。

説明しよう。

★プランター
ジャガイモは土の中にゴロゴロとできるため、深さがないといけません。大型ホームセンターへ行くと、「ジャガイモ、根菜に最適」と書かれたプランターがありました。そしてプランターの中ではこれが最大でした。1580円。
最大と言っても思ったほど大きなものではありませんでした。65×40cm程度、深さは38cmです。70リットルの土が入ります。

そもそも「室内で」ジャガイモを作る人は皆無で、このプランターも外で使用することを前提に作られているため、下受けのプレートがありませんでした。プラスチックの衣装ケースのフタが余っていたので代用しました。

★玉砂利
3センチ程度の石のことで、プランターの底に数センチほどゴロゴロと敷いて、水はけを良くします。普段、農作物や園芸などやらないので知りませんでした。一抱えくらいの量で398円でした。

★肥沃な土
土はいろんな種類があり、ジャガイモに関しては養分を多く含む必要があるのか「専用の土」は高額でした。10キロ1500円とか。それではあまりにも高いので困っていると、店員さんは25キロで780円の土でも全然大丈夫だと言い、別途、肥料を勧めてくれました。(それでも比較的高い方の土)

★肥料
ザラザラした粒の肥料が、手のひらよりちょっと大きい程度の袋で売っていました。
その名も
「ゴロゴロとれるジャガイモの肥料―有機含有」、248円。
これを土に混ぜ込むのですが、「有機」の名の通り、まずまず特別な香り(笑)がしました。土に混ぜ込むとその香りはなくなったので、ホッとひと安心。

★種芋
ジャガイモを買って、しばらくすると芽が出てきますね。それを土に入れとけば出来るんじゃないかと思っておりました。いや、出来るんですが、どうもそうすると「病気」になりやすいらしく、失敗する確率が高いのだそうです。
種芋は種芋として売っているものを使うのがベストであることが分かりました。
いろんな種類の種芋があり、1キロ300円前後から、高いものでは600円くらいしてました。私は1キロ298円の「北海こがね」という、生でも食べられるという芋を選びました。10個ほど入って1キロです。

さていよいよ作付けであります。

種芋は2つに切ります。

種芋

切った面に「灰」を塗ります。その灰も市販されていましたが、我が家には七輪があり、炭ツボに灰があったのでそれを塗りました。この灰の意味は、殺菌・消毒だそうです。どうやら以前に書いた「野良芋」(vol.132)でもそうでしたが、ジャガイモは病気にかかりやすいみたいです。

北海こがねに灰を塗った

この種芋の切り口を下に向けて、深さ8cm程度のところに埋めます。
↓こんな感じ。4か所に埋めました。

プランターに北海こがね

あとはネコがここをトイレにしたり、遊び場にしないように、工夫をしてセッティングが完了したのです。めでたしめでたし。

そんなわけで、あと2~3か月もすれば30~40個の北海こがねが収穫できる予定です。30個なら原価が1個200円の超高額ジャガイモであります。

 

■第71回 愉快な札幌大発見:食いてえ

食いてえ

くい亭。食いてー、のダジャレですね。
何気にとなりの店も「すし屋」と思わせる「すし家」。
どちらもまあまあ近所ですが、入ったことはありません。


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