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  • v190 ファイターズヌードル/愉快な札幌119-暗闇に人影

    ■美味いファイターズヌードル

    北海道限定カップ麺
    北海道限定のカップ麺を点検するうちの社長

    カップ麺の定番と言えば日清のカップヌードルですね。その日清が北海道限定のファイターズヌードルを販売しています。味は北海道らしく「スープカレー味」と、ラーメンの王道「しょうゆ味」、というか日清のカップヌードルがしょうゆ味なので、日清の得意な味なのかも知れません。それと目先を変えた「焼きそば」。この3種類です。

    スーパーでもコンビニでも目立つところに置いてあり、とても気になったのでまずは「スープカレー味」を食べてみたのです。

    これが、あの日清のカレーヌードルを踏み台にしてさらに研究を重ねたような味で、実にスパイシーでしつこくなく美味いのです。カレーヌードルはもうくどいからいらないやっ、てなくらい美味い。

    「うーむ、これはしょうゆ味も気になる」

    というので、しょうゆ味を食べてみました。
    するとどうでしょう。やはり、あの王者カップヌードルを踏み台にしてさらに研究を重ねたような味で、コクがあって実に美味いのです。大抵は失敗すると思うのですが、これは完璧に上回った感じがします。これならファイターズの応援にも力が入るし、味も一段上なのでカップヌードルはいらないやっ、てなくらい美味い。

    はははは。

    この調子なら焼きそばも期待出来る、というので買ってきました。1食単価も下がるので大助かりです。

    他の焼きそばは、最近では捨てるお湯を再利用してスープにしたりしてますが、そんな小細工はありませんでした。ファイターズは送りバントや足を絡めた小細工がうまかったので強かったのですが、最近の小細工の下手なファイターズを彷彿とさせます。

    食べてみると最初に思ったのは、麺が繊細というか、もっさり感がなくてつるつるして、味もまたキリリと引き締まっている。(美味しんぼかっ)
    とにかくキリリとしてグフフな味。(ボキャ不足かっ)

    どのファイターズヌードルにも、Fのマークの入ったヘルメット型の薄いかまぼこが入っていて、統一感まででているのです。

    調理例
    調理例(お湯入れただけですが)

    写真では3種のカップ麺が同時に作られているということは、我が家は2人暮らしですから、1人1個半という贅沢な食事がこのあと繰り広げられていたわけですよ。(どうでもいいか)

    これで4回続けてカレーを含んだ話になってしまいましたね。

     

    ■第119回 愉快な札幌大発見:暗闇に人影

    怪しい人影

    実は上記のカップ麺を2人で3個食べた後、メタボが気になり、散歩に出たのです。気温は0度くらいと思いましたが、歩くと寒くないんです。

    1時間半も歩き回って、足は痛いし、転ぶしで、つらいなぁと思っていたら前方の木の陰に人がいます。何か怪しいぞと思ってよく見たら足がないじゃないですか。

    うわーっ、お化けかっ、と思いつつ、しかし、動かないわけです。ますます怪しさが満載になり、歩く速度を落としながら近づきました。

    ひゅーどろどろどろどろ・・・
    人影の正体

    ぎゃふん!!


  • v189 自転車―マナーの話/愉快な札幌118-美食専門

    ■自転車―マナーの話

    自転車

    4か月ぶりに自転車を引っ張り出し、外出をしました。無理矢理にひと冬、自転車を乗り倒す人もおります(昔は私がそうでした)が、大抵の人は冬の期間は自転車には乗りません。しかしもうそろそろ乗れそうな雰囲気になってきました。

    ということはもう春が近いわけです。

    大きな通りはこのように、自転車はギリOK的な状況で、気温も3度もプラスという暖かさ。汗が出ますよ。いやホンマに。

    大通り

    しかしちょっと裏の小道に入ると、交通量と日照の関係で、自転車にはまだまだ過酷な道路となっております。

    小道

    シャーベット状の雪はハンドルを取られ、雪解けの水たまりに遮られ、車のドライバーには「邪魔だなー」という顔をされ、まだ自転車は早かったかなと後悔するのでありました。

    気をつけながら走っていると、突然、恐怖の大王がひょっこりと顔を出しました。

    犬のフン

    『コラーッ!! 飼い主、ふざけんなっ!!』
    あやうくウンコに襲われるところでした。というのも、雪でハンドルを取られるので、時々足を着いて転ばないようにするわけです。この位置はまさにストライクゾーン。いやー危ない危ない。

    これで3回続けてカレー的な話になってしまいましたね。(あ、失礼)

    いやしかしですね、札幌市内を歩いていると結構多いのですよ。犬のフン。マナーを守りましょうよっていうお話でした。

     

    ■第118回 愉快な札幌大発見:美食専門・食堂館

    美食専門・食堂館

    「美食専門」の横に縦書きで「出前」「弁当」「専門」と書いてある。

    「美食専門」の下は「天丼」「うなぎ」と書かれ
    「確かに美味いけど・・・。確かに美食かも知れないけど・・・」
    とどことなく解せない気持ちになるのでした。

    いや、美食なのに、「出前」も解せないし、「弁当」も解せないし、「専門」っていうのもしっくりこないのでした。

    み、店構えも。

    でも私はこういう庶民的な雰囲気大好きです。怖くて頼んだことないですが。
    (庶民的なのに怖いってどういうことだ)
    (美食なのに庶民的ってどういう・・・)


  • v188 公的機関の食堂-2/愉快な札幌117-たかが豚丼

    ■公的機関の食堂-2

    消防署の食堂のカレーと定食
    またまた、これぞ食堂

    前回は、交通局の食堂へ足を運んだ訳でありますが、今回は、さらに我が家の近所にある消防局の食堂へ、安さと雰囲気を味わいに行って参りました。そこは土日休みのため平日の昼に向かいました。

    我がマンションを出るとすでに見えるという近さの消防局のビル。まさかここに一般人が利用出来る食堂があるとは思いもしませんでした。4年目の大発見です。

    消防局
    消防局

    立派なビルでありまして、入り口は見ての通り、やはり思いっきり入りにくいのです。この手前の右側は消防車や救急車などの車庫になっていて、こんなふうにスゴくカッコいいのです。

    消防局

    壮観でありますね。当然、年がら年中、消防車のサイレンの音がしております。ついでに近くには救急病院も複数あり、サイレン好きにはたまらない環境であります。

    消防局内

    ビルの中へ入るとこんな展示物があります。外からも見え、カッコいいので一度近くで見たかったのですが、とにかくもう入りにくいので、今回非常にうれしかったのでした。

    消防局のヘリの模型

    こんな模型もありました。模型魂がくすぐられますね。
    それはともかく、その展示物の左側に受付がありました。そこで「食事をしたいのですが」と言うと、あっさりと「食事ですね。地下になります」と言って、番号札をくれました。

    番号札

    134番。パッとしない数字ですが、まあ、このチープな感じも私のツボであります。

    サンプル

    エレベーターで降りると、すぐのところに食品サンプル棚がありました。かけそば320円、てんぷらそば400円、定食がABあって各500円、カレーは400円など。まあまあ普通の食事どころよりは格安です。

    しばらく眺めていたら、私の後ろを消防局の人が忙しそうにバタバタと走っていました。緊急だったのでしょうか。よくわからない臨場感。

    案内

    このような案内を横目に、中へ入ります。しかし、やはり、店名は「消防局食堂」なんですね。「火消し軒」とか「救急亭」とかじゃないんですね。まあいいや。

    私は「ひと口カツカレー480円」を、連れはA定食の「野菜たっぷりメンチカツ定食500円」にしたのでした。

    カツはその場で揚げていました。揚げたてはうまかったです。カレーはまさに「食堂」の普通っぽいカレーでした。カレーでマズかったのは、かつての鉄道の食堂車のカレーで、あの不思議な味は逆にまた食べたい気分になります。最強にマズかった、あれは。子供ながらに心をへし折られました。おっと脱線。

    定食はと言うと、ご飯とスープ(何かのスープとみそ汁両方自由に飲める)は自分でつぎます。おかわり自由。自分の食べたい量を食べられるうれしいシステムです。

    消防局食堂

    なんか良いですね、この雰囲気。40人くらいは入れそうなスペースがあり、やはりテレビがついていました。「食堂」にピッタリのイメージのテーブルで食べながら、こんなものが目に入りました。
    「宴会を上手に乗り切る方法」。

    宴会を上手に乗り切る方法

    よく見ると「メタボリックシンドローム予防のために」と書かれています。
    (内容は減量指導の本からの抜粋のようです)

    ●宴会を上手に乗り切る方法1
    その1 宴会は、食べることより話すことを中心にする。
    その2 社交を目的とすると、食べる時間は少なくなる。

    これは私は実にこの通りで、飲み会では話すことが好きなので、食べてないことが多いです。やった。正しい飲み方だったんですね。
    しかし食べる場所で、あまり食べるなと書いてあるわけで、まさに営利目的ではない助け合い的な雰囲気が盛り上がります。

    ●宴会を上手に乗り切る方法2
    会食時の基本的注意
    計画的に対処する
    ・事前に少し何かを食べておき、空腹で行かないようにする。
    ・「残すともったいない」「会費を払ったのだから」など、“もったいない病”を克服する

    しかし残っているともったいないと思います。だから太るのかっ? 自分。

    ●宴会を上手に乗り切る方法3
    会食時の基本的注意
    宴会とは人との交流する場と心得る
    ・強くすすめられてもきっぱりとことわる
    ・会話に集中し、しっかりと社交を行う
    ・知っている人とはできるだけ言葉を交わす
    ・未知の人とも言葉を交わす
    ・宴会を自己主張の練習の場とわきまえる

    「しっかりと社交を行う」「未知の人」「自己主張の練習の場」などの言葉には面白い響きがありますね。私は未知の人と社交するのは苦手です。

    ●宴会を上手に乗り切る方法4
    会食時の食べ方、選び方 その1
    ・空腹で出席しない。あらかじめ軽い食事を食べておく
    ・いつもの一人分を思い出し、食べるペースをくずさない。
    ・食べたいものだけを選ぶ

    太らないために、みなさんも参考にしてください。
    くれぐれも食べたいものだけを選んで社交してください。

    何か、変な終わり方になった。

     

    ■第117回 愉快な札幌大発見:たかが豚丼されど豚丼

    たかが豚丼されど豚丼

    ここの店名は「ミルキィーウェイ」のようです。
    イ、イメージが・・・。


  • v187 公的機関の食堂/愉快な札幌116-金いらぬ

    ■公的機関の食堂

    カレーと親子丼
    地下鉄職員向け食堂のカレーと親子丼
    これぞ食堂

    前回、60分飲み放題500円なんて情報がありましたが、その後、2時間飲み放題780円の店を発見してしまいました。それからテレビの番組で「バイキング形式(食べ放題)のランチ500円」の店が紹介されていました。どうも「激安で食べ放題飲み放題」がポイントのようです。

    しかしどこまで低価格競争は続くのでしょうか。泣けてまいります。

    そんな冷えた北海道を反映してか、またまたテレビ番組で「安さ」をテーマに、ちょっと面白い情報がありました。
    区役所や消防署、地下鉄(交通局)などの官公庁にある食堂が安くてお得というものです。

    たまたま我が家から中途半端に近いところにある地下鉄の駅ビル内の食堂が紹介されていて、たまたまそこだけ土日も営業ということで、日曜日に行ってみたのでした。

    天気も良く散歩日和でした。
    歩くこと10数分、そのビルは見えてまいりました。

    地下鉄豊水すすきの駅

    完璧なまでに何の変哲も無いビルで、地下鉄駅の出入り口であることすら分かりにくい景観です。近づきます。

    地下鉄豊水すすきの駅

    確かに地下鉄出入り口。この右側はシャッターが閉まっているので、左側に回り込んでみました。

    入りにくい入り口

    札幌市交通局東豊線乗務区と書かれています。入りにくい雰囲気の入り口を入ります。

    東豊線乗務係

    こんな案内板があり。

    入りにくい入口

    その左がこういう入り口です。ドアに「常時閉扉 開けたら閉めること!」と書かれ、なんとなく怒られているような気になりつつ、入りにくさ満載の中、中へ入ります。

    入りにくい入口

    自転車があり、普通のマンションっぽい。しかも階段は電気消えてます。実は私は左のエレベーターには気づきませんでした。階段の横の看板を見ました。

    食堂の表示

    食堂があるようです。2階なのでエレベーターのことなんて考えもせず、とにかく階段を上がろうとしました。

    行きにくい

    暗い。まじ行きにくい。関係者以外の方は通り抜け出来ません、の警告がさらに行きにくくしています。

    行きにくい

    それでも進みます。わー、暗いよ。怖いよ。

    行きにくい

    そろーりそろーりと上がり、2階が近づいてまいりました。

    行って良いのか

    とことん入場拒否されつつも前進あるのみです。

    入りにくい入口

    見えた。事務所か。行きにくい雰囲気。本当に食堂なのかっ、と思いましたが食堂でした。右に見えているのは券売機です。中に入り、私は400円のカレーに100円の目玉焼きを、「連れ」は480円のA定食の券を買いました。

    中にはいい感じのおばちゃんがいて、「ごめんなさい、A定食終わっちゃったの」と言うのでした。仕方なしに「連れ」は同額の親子丼を注文。その際に「ごめんなさいね、わたしバイトで詳しく分からなくて…」とメニューを必死に見て値段をチェックしていました。何となくほほえましい。

    中は結構広くて50人くらい入れそうでした。

    札幌交通局の食堂

    この右側が結構広いのです。この写真の中程のテーブル席は、こうです。

    札幌交通局の食堂

    うーむ渋い。鉄道ファン必見・必食の食堂ですね。1階の案内からすると、ここの店名は「食堂」ですね。いやぁ、良いっ。ど真ん中ストレートの店名に脱帽・感動です。

    食堂のテレビ

    しかも北海道の飲食店には必ずと言って良いほど置いてあるテレビもあります。みんなでテレビを見て笑いながら、激安で満足出来る食事をして、いい感じでした。あ、みんなと言っても客は全部で4人でしたけど。

    北海道、冷えてます。(今週もかっ)

     

    ■第116回 愉快な札幌大発見:金いらぬ!

    金いらぬ

    どうだこれっ。(でも入りにくくて入ってない)


  • v186 北海道、冷えてます/愉快な札幌115-スシかね?

    ■北海道、冷えてます

    メガネ
    骨折から復活したメガネ

    メガネ
    その日は前に2人の若い女性が歩いていました。高速で歩いていた私は、その2人を追い抜く時に、その声が耳に入ってしまったのです。

    「えーっ、すごくなーい?」
    「なにが」
    「飲み放題60分で★★★円だってさー」
    「ほんとー?」

    「ほんとー?」という私の心の声とシンクロしました。
    ★に入る数字はこのあとすぐ。

    先日、我が家のドロンジョ様にメガネを踏まれてそれはそれはひどいことになってしまいました。

    その普段かけている私のメガネは、人間で例えれば、両腕がブリーンっと曲がり、左腕の骨にヒビが入りました。肉がなければ折れ落ちててしまうような状態となりました。結構な重傷です。
    ※肉=ベッコウor合成樹脂orセルロイド等

    そのメガネは1~2年前(記憶が曖昧)に、急にメガネの度が合わなくなり作ったものです。ちょうど狸小路に「メガネスーパー」ができた直後で、新装開店特別セールをしていたのです。

    それから1年くらい経った時に、そのメガネスーパーから「駅前通りに移転するので今後ともよろしく」との電話がありました。
    今回、その駅前通りのメガネスーパーがどこにあるのかネットで調べて、Googleのストリートビューでも確認し、出かけたのです。

    ところがそのメガネスーパーはありませんでした。この半年以内に撤退してしまったと考えられます。北海道、冷えてます。

    別のメガネ屋さんで直してもらうしか方法がなくなりました。よその店で作ったフレームを直してもらうなど失礼な話だと思いつつ、メガネスーパーが無くなってしまったのだから仕方ないと思うのでした。

    水野メガネというお店に入りました。事情を話すと、「メガネスーパーさんなくなりましたもんね」と言って、快く無料で直してくれたのです。ブリーンとなったメガネは復活しました。

    実はついでに昔壊れたフレームも「直してもらえたら予備として作ろう」と思って持って行っていたのです。それは鼻当ての片方が取れただけなのですが、形状が特殊で、東京でも直せないと言われたものでした。人間で例えるなら股間の片タマが取れて…、いや、やめましょう。

    それが何と、何と何と、直せてしまったのです。すごいぞ水野メガネ。

    おかげでレンズも作ることとなり、大出費でグラグラきていましたが、気に入っていたフレームが直ったうれしさで、プラマイちょっとマイナスで済みました。(この1文いらんかも)

    直ったメガネをかけ、大復活したメガネを持って、気持ちよく高速で歩いて帰路についていた最中、その声が耳に入ってしまったのです。

    「えーっ、すごくなーい?」
    「なにが」
    「飲み放題60分で500円だってさー」
    「ほんとー?」

    「ほんとー?」という私の心の声とシンクロしました。
    歩きながら計算しました。
    『甲類のサッポロソフトならどうなんだ。3リットルくらいで1500円くらいじゃなかったかな。甲類はきついからなぁ、ストレートで…5杯、まあ5杯として500ccか、250円か、あー、採算合うのか。いや人件費出ないな…』

    北海道、冷えてます。

     

    ■第115回 愉快な札幌大発見:スシかね?

    スシかね

    比較的うちの近所にある寿司・天ぷら・うなぎのお店です。トンカツや茶そばもメニューにあります。
    何でもあるのにあなたの食べたいものは「スシかね?」と聞かれているような店名ということで、ちょっと愉快かな、と。

    スシを食べても「それは本当にスシかね?」なんて言われたりして。

    それはただの妄想ですが、ただ単に、何となく入りにくくてまだ入ったことがないのでした。