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  • v057 北海道大学のビアガーデン

    ■北海道大学のビアガーデン

    北大のビアガーデン
    これ、北大のビアガーデン

    また飲食系のお話で何なんですが、やはりビールの本場・札幌ですから、夏はもうあっちこっちでビアガーデンだらけになります。

    大通公園では、「さっぽろ夏まつり」と銘打って、面積にして約500平方メートルがビアガーデンとなり、北海道庁の敷地でもビアガーデンとなり、狸小路でもビアガーデン、そして「すすきの祭り」という名ですすきの(結構広いんですが)の道路から車を閉め出して、夕方から大規模なビアガーデン状態となっています。なんかあっちこっちで大規模にビアガーデンやってます。

    北海道大学の敷地内で、敷地自体はえらく広いんですがその一角で、8月1日~9日までの夕方5時半から8時半の間にビアガーデンをやっています。さすがに平日は無理なので、この土曜日にどんなものか飲みに行ってきました。

    売り場は人でごった返していて、行列ができ、ちょっとうんざり。そしてテーブルがあっという間にいっぱいに。ジョッキを手にした時には座る席が見当たりません。

    『 席がないじゃん』と思っていたら、芝生に敷くシートをくれました。
    『テーブルよりいいじゃん』とご機嫌になりました。

    北大では、自前でハムを作っているようで、これが意外に人気があるということで、まあそんなつまみを頼み、夕方の涼しくなりかけの、そしてなかなか沈まない角度のある太陽光線を浴びながら、ぐびぐびとビールを飲んだのでした。

    売り場はすごい人の数なんですが、 写真を見ての通り、広い空間の中でくつろぐことができました。というか、人がやたらと少なく見えますね。実際には結構いるんですよ。

    北大のビアガーデン

    優雅な生活のようでいて実態は「質素」なものです。ホラ、こんなもんですよ。ハムもちょっぴりでした。

    ところでそのハムについて調べてみました。「永遠の幸」という商品名らしく、「ボロニアソーセージ」と「プレスハム」の2種類あります。(2本で約7000円とか…)
    札幌のデパ地下に時々出るらしいのですが、すぐに売り切れるため「幻のハム」と言われているそうです。あるハム会社と北大農学研究科が共同開発したもので、一度食べると病みつきになる人がいるとかで、キャンパスで密かに売買されているとかいないとか。
    稀少価値はマリファナより上かも。(笑)
    少し濃い味で(添加物を使っていないので塩が多めなのかも)、確かにうまかったですよ。

    8月もあと3週間余り。短い夏が終わります。


  • v056 屋上からの花火大会鑑賞

    ■屋上からの花火大会鑑賞

    屋上から見える花火
    屋上から見る花火。花火の左の光はパチンコ屋の看板。

    昨年も毎週のように、金曜日になると花火が打ち上がっていました。昨年は、花火を見るために、自転車で20分かけて、公園になっている山に登ったのですが、蚊などの小さな虫が大量発生していて花火どころではありませんでした。

    実は、昨年は、東京から引越してすぐだったので、札幌にしては異常に暑い日が続いていたことに気付きませんでした。確かに暑過ぎたのです。それは2年目の今年にわかりました。こんなに涼しいとは…。夜は寒いくらいで、なるほどこのくらいの気候であれば、虫もそんなには気にならなかったはずです。

    ただ今年は、マンションの管理人さんにいろいろと相談もしやすくなったので、おそらく地方特有の“かなり大雑把なセキュリティ管理体制”に付け入る隙があると見て、屋上で花火を見たいとお願いしてみました。即答一発。

    「じゃあ屋上のカギあけとくから適当に見て適当に帰ってね」
    『わっはっは』(心の声)

    そんなわけで、ビール片手にマンションの屋上から花火を鑑賞したのです。というか5~6人来ていました。幸い花火が打ち上がる方向には、邪魔なビルはほとんどないのですが、たったひとつ、パチンコ屋のえげつない看板が手前に見えるのがちょっと悲し気であります。

    それでも、こうなったらってんで「枝豆を茹でたり、フライを揚げたりして」屋上へ持っていき、灯りのないビアガーデンのようにして楽しみました。

    花火はみんなが楽しみにしています。あの真下あたりで見ている人たちの歓喜の声が聞こえてきそうです。

    屋上から見える花火

    さて、その花火がやや低い位置で大量に打ち上がっている時の様子は、言っちゃ不謹慎ですが、まるで“空爆”のようでした。

    どこかの国が、火薬を人命を奪うことに必死になって使い続けております。あれが爆弾だったらどうなるかってことくらい想像がつきますよね。その使い道はどんな大義名分があっても、人を殺すために使ってはいけない、と、ちゃんと声に出せる人でありたいと思ったのでした。(こんなこと書かなくてもいい世の中であってほしい)


  • v055 カルチャーナイト ― 夜の円山動物園

    ■カルチャーナイト ―夜の円山動物園

    円山動物園

    北海道では、ここ数年、何となく全容のつかめない「カルチャーナイト」とかいうものを開催しています。「ナイト」というくらいですから夜だけです。今年は、札幌では7月21日(金)の夜5時半から10時まで。札幌以外では、函館、白老、下川、西興部(にしおこっぺ)など、何となくマイナーな町で夏休みの1~2日間ほどやっているようです。

    それは公共機関、公共施設を夜間に限り無料開放する、というものです。例えば、動物園、気象台、テレビ局、美術館、ジャンプ場、知事公館などなど。そんな大層なものがない町では、例えば西興部では、西興部小学校が札幌の小学校とインターネットで交信する、という内容になっています。カルチャーやねぇ…。…えっ、でもこれ、昼間でもいいやん…。ま、いいか…。

    そんなわけで、21日の夜に札幌円山動物園へ行ってきました。もちろん入場料はタダ。(普段は大人600円)
    動物園は普段は午後5時前に営業が終わるため、通常とは様相の違う動物の姿が見られる「らしい」というこで、この機に乗じて動物園を選んだわけです。
    実はこの日、花火大会もあり、花火がよく見える「ジャンプ場」の方が気分は良かったかもなんて思ったりもしました。

    さて、「ナイト」とはいうものの、北海道の夏は7時を過ぎてもまだ明るいので、動物園の目玉である「ホッキョクグマの赤ちゃん」を写真に撮ってきました。昨年の12月15日に生まれた「ピリカ君」です。ピリカってのはアイヌ語で「美しい」とか「可愛い」とか「良い」とか「元気だ」とかいう意味があります。

    シロクマ
    これでも小熊です。

    動物園は久々でした。北海道では全国的に有名になった「旭川の旭山動物園」があり、円山動物園としては、きっと必ず比較されたりするのでちょっと気の毒だなと思いつつ、とりあえず90分ほどかけて一周しました。

    つまらない感想をひと言述べさせて頂くと、すべての動物の施設の「床」がコンクリートだったこと(猿山でさえも)と、各動物の「檻が狭く」感じたので、動物が可哀想で仕方がありませんでした。動物園だけに子ども連れの家族が多く、少子化だというのにやたらと子どもが多く、様々な動物たちが子どものキャーキャーはしゃぐ声に辟易していたようにも思いました。動物園―なんていう人間のエゴ。解放すべきは施設ではなく、動物そのものではないのだろうか、なんて落語家みたいな落ちでどうでしょう。

    なーんて可哀想とかいいつつも、可愛い羊の姿を見た後に、帰路の途中とってもおいしいジンギスカンを堪能したのでした。


  • v054 北海道遺産クイズに正解、賞品ゲット(泣)

    ■北海道遺産クイズに正解、賞品ゲット(泣)

    大通公園ステージ

    つい最近、52の「北海道遺産」なるものがあることを知りました。それは次の世代へ引き継ぎたい有形・無形の財産(宝物)として選んだものなんだそうです。
    5年前に25件、2年前に27件、計52件が指定されています。知らない人は知らない、知ってる人は知っている、みたいな情報です。

    面白いところでは
    「雪合戦」(昭和新山国際雪合戦大会)
    「スキー」(ニセコ連峰)
    「石狩川」(大雑把なっ)
    「ラーメン」(遺産かよっ)
    などなど。ほか、建物や地形・自然、町並みなどが選ばれています。

    6月の末に大通公園で「花フェスティバル」というイベントがありました。イベント会場の舞台では、紋別という市の観光PRのための「クイズ」が始まっていました。そのクイズ。

    「北海道遺産をひとつ答えてください。誰か分かりますか…」
    「えー、いませんか。あ、そちらのボク」
    「知床っ」
    「ブー。それは世界遺産ですね」
    「他にはいませんか。はい、そちらのおかあさん」

    「ジンギスカン」
    と答えたのは、私のとなりにいた妻でした。
    「正解です」 と司会者。
    「何で知ってるの。ていうか何で答えるの…」と私。
    「何でおかあさんやねん」とお怒りの妻。

    「正解者の方、どうぞこちらへ」
    の声とともに妻は舞台へ誘導されていきました。

    クイズは続き、正解者10名が選出されました。それから紋別市の「クリオネと牛を合体させたキャラクター」の「クリモー」と、プレゼント品を巡ってのじゃんけん大会となり、その人は、あるチケットをゲットしたのです。

    流氷砕氷船・ガリンコ号のペアチケットでした。流氷の時期は砕氷船なのですが、夏場は観光で釣り船として利用されていまして、紋別カレイを釣る目的で沖へ出るのです。

    「やったー」
    「おいおい、釣り船かよっ」

    しかも、交通費自前。
    しかも私はせっかちなところがあって、のんびりとした釣りは苦手。
    しかも 泳げないので海は嫌い。
    しかも札幌からオホーツク沿岸へはなかなかの距離があります。遠いんです。

    えらいもんを当ててくれました。
    ガリンコ号はもちろん「北海道遺産」に指定されています。


  • v053 花をどうぞ

    ■花をどうぞ

    路上の植え込み
    5月にはこんな感じで路上の植え込みにたんぽぽが咲いていました。
    地味な風景ですが、たんぽぽを見るとなごみます。

    研究所通信を始めてからちょうど1年が経ちました。(パチパチ…)

    記念すべき1周年目の今回は、ただただ花を見ていただきやす。
    今年撮ったものです。歩いているとそこにあるんです。だからずっとカメラは持ち歩いていました。
    今年の4月から撮った順に並べました。中には草もあります。(笑)

    余計なお世話ですが、どんな気持ちで撮ったか、想像しながら見てください。感動で涙があふれてしまう人もいるかも知れませんね。へらへらへら。

     

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