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  • 研究所通信v512 温泉?

    雄阿寒岳は迫力あります。

    それは今年の3月のことでした。
    普段1000円以上という4桁の料金の温泉には、この14年間、金欠によってほぼ入れなかったわけですが、半額のクーポン券をゲットしたために、通常1人1300円の入浴料が650円で入れるということで、行くことにしたのです。

    ニュー阿寒ホテルというところで、「天空スパ」が売りのようです。事前にどんなところかを調べてみると、なんだかウソっぽい画像が出て来るのです。ほら、

    ほら。んなわけないじゃん。

    ほら。どこまでが温泉よ。

    ほらほら。夕暮れでごまかしたりして、温泉なんですかね。

    ということで直行します。自分チから70km弱。1時間ちょいで着きます。

    道路脇にはエゾシカが時々現れ、道路にも出てきます。なのでゆっくり行きます。
    途中、津別の「道の駅あいおい」に立ち寄り、クマヤキを買い食い。

    ここで出費しとる

    それから20分程度でニュー阿寒ホテルに無事到着し、フロントで半額クーポンで、2人で1300円の入浴券を買いました。温泉の営業開始時刻にほぼピッタリの時間でした。

    温泉にカメラ持っていくわけにはいかないので、温泉の現場写真はありません。
    まず、内湯が更衣室から見えているのですが、とても広いです。勝手がわからず、右端のドアから入るべきところを、左端のドアを開けて進んでしまいました。
    それが暗い廊下になっていて、螺旋階段で上へと上がりました。

    すると、なんということでしょう、でっかいプールがあるではありませんか。屋上です。びっくり仰天でした。多分「天空スパ」です。雄阿寒岳の全貌が見え、見晴らしがすごい。そして阿寒湖が眼下に広がっていました。湖はまだ氷が張っていて、湖上に車がたくさん止めてあって、スノーモービルで遊んでいたり、あるいは何かイベントが行われているようでした。さらにはテントが張られていて、ワカサギ釣りかなぁ、という光景も見えました。

    私は高所恐怖症なのですが、プールのキワは壁から少し距離があり、怖くありませんでした。(これ大事)

    ただ天空スパには誰もいなかったため、なぜか立ち入り禁止かもしれないと思って引き返しました。これは正解でした。なぜならスッポンポンだったからです。(これも大事)

    屋上の天空スパに行くには、廊下の途中にある「湯浴み着(ゆあみぎ)」着用しないといけなかったのです。たまたま後になって気づいたので恥をかかずに済みました。
    ということでまず内湯に入りました。お客さんは1人か2人でほぼ貸し切り状態。体や髪を洗ってから、天空スパへ向かいました。そこも貸し切り状態。

    ホームページの写真とまさに同じで、天空スパのキワに行かなければ湖上の車や人は見えず、視界には広い大地と雄大な雄阿寒岳が広がり、温泉が阿寒湖と繋がっているように見えました。webの写真はウソではないことがわかり、疑って申し訳なかったと思いました。そして広いプール(目見当では7m×20mくらい)の「温泉」はどの温泉よりも頭を空白にしてくれて、雑念というものがなくなりました。何も考えられなくて、山と湖を見ていました。

    ここ、いいわ。

    やがて、子供2人が男湯側から入ってきて、女湯側からそのお母さんが入ってきて、キャッキャキャッキャと遊び始めました。ここは混浴なのです。それでも全く気にならず、弾け飛ぶ水しぶきがかかろうとも、ただ微笑ましいばかりで、とても良い居心地でした。無の境地にも達することができそうでした。

    私はプールが大嫌いで、水に入ると死んでしまうわけですが、お湯ですから死なないわけです。大空にはトンビがピーヒャラ鳴いて飛んでいました。

    ただひとつ不満がありました。BGMです。ヒーリングというか、一種の環境音楽が流れているのです。意図的にある方向へ気持ちを誘導させるアレですね、アレすっごく嫌いなんです。良かれと思ってやっているとは思うんですが、むしろそんな音は不要で、自然の鳥のさえずりとか、風の音とか、木がざわめく音が微かに聞こえている方がいいのになと思いました。阿寒湖の上で行われているイベントでの人の声も、それは自然の音のように思います。ほぼ聞こえませんし、うるさいとは思わない。むしろそれっぽい音楽や効果音は気持ちが悪いと感じます。

    環境音楽が唯一の雑念を引き出してしまいました。(笑)

    しかし、また行きたいなと、何か雑念に襲われている時には特に行ってみたいなと思いました。1300円かー。もうちょっと安く・・・ならんだろうなぁ、むしろこれからは値上げラッシュが始まるのでしょう。

    念のため、フロントで天空スパは温泉ですか? と聞きました。ひょっとしたら沸かし湯ではないかと思ったからです。あんなに広い温泉ってあるのかなと思ったのです。そしたら「温泉ですよ」と軽い口調で返ってきました。「そんなの当たり前じゃん」と言ってるように聞こえて「すげー」と思いました。

    ところで、天空スパに行く途中に注意書きがありまして、「学生の団体」はお断りしますとかかれていました。「ははーん、さては、はしゃぎ過ぎて他の客を怒らせたのかな」とか「こっそりボールを持ち込んでボール遊びをしていたらそのボールが屋上から落ちて知らんオヤジの頭を直撃して大変なことになったのかな」などと想像して、なんとなくクスッと微笑んでしまうのでした。

    とても感動して帰路につきました。
    屈斜路湖周りで帰ったのですが、

    またタンチョウがいましたし、

    白鳥もいました。

    おしまい。


  • 研究所通信v511 ものすごい温泉

    昨年(2023年)11月にとってもすごい温泉を見つけてしまったのです。ここに書いたら全国から人がドッと数人は来てしまうのでやめようかと思ったのですが、研究所通信は誰も見てないし、考えてみたらわざわざ遠くからこのためだけにくる人はいてもせいぜい1人だろうと推測し、書くことにしました。

    それは標茶町(しべちゃちょう)にあるオーロラファームヴィレッジのオーロラ温泉っていうところです。敷地が30万坪あるとかホームページに書かれています。約100万平方mってことなの。札幌ドームが18個分かな。

    まあとにかくここの管理が人手不足でまともに管理できないとのこと。温泉設備ももっとガッツリ作ればすごい人気が出そうな気もしますが、そんなことされたら値段も上がるし、変な人が大勢来そうなので、このままがいいなと思います。(一番変な人が言うなよ)

    なんやねん。
    て、一人ツッコミというか、こんなTシャツはいかがですか。

    海苔がツッコんで「海苔ツッコミ」なんちゃって。

    だからこんなもん1個も売れないっちゅうの。
    ていうか、長くなるからこんなもん載せちゃダメだ。

    あ、それで、ここは自分チから110kmあり、もう少しというところでこんな看板がありました。

    あったあった、行けそうじゃないかっ!!

    ここはゴルフ場の入り口のようでしたが、ゴルフ場は潰れているようでした。

    草木がボーボーでした。かろうじて道にはなっています。進んでいくと木の枝が車体をこすりはじめ、

    ついには木によって行くてが塞がれ、歩いてすら行けない荒地となりました。

    「勘弁してくれよ」

    行けそうな雰囲気を醸し出す看板をなんとかして欲しいと思いました。

    逆側から入れる道があるっぽいので、そのルートをチェックするとぐるっとまわる道で10km程度はありました。せっかくここまで来たのだから行きます。

    こんな人も建物のない道が延々と続きます。

    ある意味これはすごい道路だと思いました。そしてあろうことかこんな人たちが近寄ってきました。

    人じゃねぇし。
    近くに完全に廃屋となった農家の家だったっぽいものがあることに気づきました。野良猫にしては近寄ってくるし、周りには何もないし人もいないし、どうなっているんだろう、この猫は厳冬に耐えて生きているのだろうか、何を食べているのか。やっぱネズミか。猫と遊んでいたら10分20分と時間が過ぎていました。

    なかなか着けないオーロラ温泉。
    と思っていたら、どうにか入り口を発見。
    (ちょっと長くなってますがご辛抱ください)

    しばらく進むと、キツネ注意の標識やらがあって、山深い感じの砂利道の先に、キャンプのテントがいくつかあり、人がいて、その先にいわゆる管理棟があって入村料として500円(入浴料込み)を払いました。
    そこから少し戻って、来る時は気付かなかった分岐の道を行くと温泉施設がありました。

    左が女湯、右が男湯
    男湯に潜入。
    更衣室には籠が2つ。椅子もあるよ。
    トイレもあるでよ。
    まず内湯があって
    外に出ると2つ浴槽があります。

    ヒザをぶつけたら浴槽が分解するのではないかと、恐る恐る足を入れます。で、浴槽内の足場はどうなっているのか、お湯には色がついていますから(ていうか、ここが一番大事なところですが、モール温泉なのですよ。植物由来のモール温泉っ)、底がわかりにくく、よし、と思ったら段差があって、ガクガクガクっと踏み外して溺れそうになりました。十分な衝撃を与えましたが浴槽は壊れませんでした。

    それで特筆すべきことがあります。ここに入った途端にびっくりしました。体がヌルヌルになって、自分がカエルの卵になったのではないかと思いました。ここのお湯の凄さと言ったらっ!! いくつかの温泉で、体がヌルヌルスベスベになったことはありましたが、過去一すごいヌルヌルでした。お湯はサラサラですよ。

    手前の浴槽に温泉水が流れ入り、ここで溢れたお湯が奥に流れ込む仕組みなので、奥のお湯が少しぬるくなっています。両浴槽とも足を踏み外してガクガクガクっとなりましたが、誰もいないので恥をかくことはありませんでした。

    その奥には「犬ちゃん用」の温泉がありました。ぜひ愛犬を連れてお越しください。

    そしてこれ、男湯と女湯の施設の手前にあったのですが、これはどうやら「混浴できる施設」でありまして、ここは広くて快適でした。誰もいないので入りました。反対側はこうなっています。

    入ってみると快適なんですよー。
    で、モール温泉っていくつか入ったのですが、独特の香りが良いし、少し色づいているので何かしらの効果がありそうな気分になって、寿命が伸びると思うんですね。短命な方にはおすすめです。
    (死んでからじゃ遅いだろっ)

    蛇足ですが、この後帰りの風景。

    エゾリスに出くわす。
    電車が走っていました。
    タンチョウにも会いました。

    おしまい。


  • 研究所通信v497 鹿鹿鹿

    4月2日(日)エゾシカの顔がにゅーっと車内に。

    この日は幌加温泉湯元「鹿の谷」(かのや)という宿泊施設の日帰り温泉に入ろうと、早朝6時半から出かけて、営業開始の午前9時に着くように出かけたのです。峠が2つあって素晴らしい景色が見れます。

    入湯料はあちこちで値上がりが続く中、500円と安い方ではあります。ただ、シャンプー等はなく、シャワーもなく、洗い場の温度調節も難しい。
    ついでに言うと混浴です。知らずに行くと女性は困惑するかもしれません。
    男性更衣室から浴場に入ると、隣にも出入口があり、その女性の更衣室から女性が出てくるわけですね。以前入ったことがあるのですが、初めて行った時に浴場に女性がいるので思わず欲情…じゃなかった、思わず更衣室に戻って何か間違えたのかと思いました。

    女性更衣室には、女性用の小さい内風呂もあるそうで、混浴場に来るか来ないかは女性が決めるってことなんですかね。チラッと見て、変なオヤジがたくさんいるからやめよう、とか。でも本当に家庭用の風呂程度の大きさらしく、大きな欲情に、いや、浴場に行きたいですよね。

    多分、男風呂とか女風呂とか言う概念がなく、風呂は風呂だろっていうメンタリティなのかもしれません。男でも女でもない、入れ、人間なのだからと。

    ていうか、調べてみると混浴は意外に多く、日本古来の文化であるとの記述がありますし、また、アイヌ文化でもあり、至って普通のことで、風呂に着衣はマナー違反だと聞いたこともあります。

    内風呂には3種類の泉質の湯船があり(ナトリューム泉、鉄鉱泉、カルシューム泉、と書かれている)、露天風呂も自然の香りいっぱいで、時々鹿も見えるし近くまで来る時もある、そんな楽しみ付きです。ほぼ野生の鹿なのですが、中には人に慣れたやつがおりまして、ここは奈良か、というくらいの鹿になっています。

    この「鹿の谷」へ行く途中の、15kmほどの区間でも道路脇に多くの鹿を見ることがあります。早朝か夕方にうじゃうじゃいます。とにかく人は誰も住んでいませんので、動物天国です。この日もこんなことが。

    なんか遠くから近づいてくるヤツがいました。一瞬カンガルー かと思うような走り方でした。ぴょんぴょん跳ねています。馬かなとも思いました。

    えっ、なんだこれ。馬なのか? 鹿なのか?(いや、せめて、馬と鹿の順番変えろっ)(笑)

    アルパカ? 謎の生物? キョンシー?(ぴょんぴょんと近づいてくる)

    まじか、なんで向かってくるの。

    あ、止まった。やっぱ鹿じゃん。

    目が合って、左の谷へ逃げて行きました。
    まっすぐこちらに向かってぴょんぴょん跳ねてきた時は結構怖かったです。

    そんなことがあって、その6分後、鹿の谷に着きました。すると。

    4頭ほどの鹿が駐車スペースにたむろしていました。

    おまえらよく来たな

    えっ。慣れ過ぎ。
    という感じで最初の写真のように車の窓から頭を入れてきました。

    逃げません。その理由はこれ。

    ここのおばちゃんがキャベツをあげていました。殺人的な寒さになる冬にもあげていたんでしょうね。一部の鹿ですし、よろしいのではないでしょうか。うちはパン的なものをあげようと思いましたが、味を覚えさせてはいかんと思ってやめました。キャベツはまあ鹿の健康的にもよろしいかと。

    筆者久々の顔出し。この鹿は触っても撫でても大丈夫でした。

    こんな感じ。連れも大喜び。後ろに写っているどっかのおじさんも鹿の頭を撫でて喜んでいました。

    この鹿の谷温泉は露天風呂はもちろんですが、内風呂もなかなか良いのです。コンクリートのただ四角いだけの内風呂。古びた味のある壁(人に言ってはNG)、苛酷な雰囲気(笑)。私は内風呂はすぐのぼせてしまうので苦手なのですが、ここはなんだか居心地がいい。(ピカピカでシャレオツな雰囲気の真逆だが、なんとなく温泉の効能も倍くらいありそうな雰囲気)
    https://ja.wikipedia.org/wiki/幌加温泉

    こうやって書くと宣伝になって、超人気になっても芋洗い状態になったら困るし(行くだけで大変な場所ではあるが)、さびれて無くなってもイヤなので気分は複雑です。でもここで書いたところで誰も見てないので、研究所通信のせい(おかげ?)で来客が爆増ということは100%ありませんね。(自信たっぷり)

    帰り道で鹿が道路を横切ったりしたのですが、

    いつもなら鹿が出てきたら結構テンション上がるんですが、鹿の価値が暴落していたので、またか、みたいになりましたとさ。


  • v370 大雪山系の温泉へ その3

    十勝岳温泉・凌雲閣の横から撮った風景。さらに奥へ行くと、断崖絶壁で目が回りました。

    一応、予定の範囲で到着した凌雲閣。車を止めて、玄関へと向かいました。私は右へ左へフラフラしながら写真を撮っていました。

    すばらすい

    助手が先に玄関へ着き、こう言いました。

    きゃー

    クマか、クマが出たのかっ!!

    玄関であります

    なにやら、貼り紙があります。近づいてみるとこれがっ。

    出ました。露天風呂を楽しみにやってきて、露天風呂に入れないパターン。思い切って美味しいもの食べようと出かけたら定休日のパターン。

    ネットで時間も場所も値段も調べて万全だと思っていたのに。

    仕方ありません。しかしこのあたりは実は温泉だらけなのです。ここに来る途中に3つばかりありました。ここは道の寸詰まり、一番上ですから、またこの道を下って、最初の温泉に行くことにしました。

    十勝岳温泉・カミホロ荘

    悪くないじゃないですか。日帰り温泉もやっていて、凌雲閣より200円安い600円でした。200円あればコーヒー2杯飲めちゃうじゃないですか。こんな好景気に水を差すような貧乏トークですけど。

    で、普段は1時間半は入浴するのですが、11時なので、1時間入り、帯広へ向かうことにしたのです。なんせまだここから280km走らないといけません。撮影スポットもきっとたくさんあります。最低6時間は必要です。
    夕方6時に帰らないと、猫が泣きます。

    高齢化したトラッシュちゃん
    チンピラのちゃめくん

    こいつらが泣きます。早く帰らないと。

    泣いてしまうのでしょうか。一体どうなっちゃうの。
    平成最後の記事のはずが、まだ終わらないのでしょうか。

    続く。


  • v292 ひまわりの置き物

    ■ひまわりの置き物

    ひまわりの置き物
    10/10 ひまわりの置き物。雪バックだと美しい

    どうでしょうか、このひまわりの置き物。なかなかレトロなのですよ。しかし価値があるようには見えないのです。実物はくすんだ感じで、写真ほどキレイではありません。大きさはというと…

    ひまわりの置き物
    高さは12~13センチ

    葉っぱのところに意味不明の穴が3つずつあいています。で、横から見ると…

    ひまわりの置き物
    ちょっと変なカーブ

    どすか。これ欲しいですか。いりませんよね。いくらなら買いますか。100円? 50円? 10円? いやこれ315円もしたのですよ。ガソリンにすれば50km以上走れます。
    えーと裏に何か表示がありまして…

    ひまわりの置き物
    315円て、税率5%の時の値札やね

    まるC PRODUCED BY TOHO SEIKYO と書いてあります。調べてみましたがまったく分かりませんでした。多分、無価値です。そして無価値だからこそ買ったのであります。それはここに売られていました。

    セトセ温泉
    このひなびた感じ、そして「天然温泉」の貼り紙、「浴場」の案内板

    そう、ここは前々回ちょこっと触れた、あのセトセ温泉なのであります。(瀬戸瀬と書きます)
    落石やクマをかいくぐってたどり着くセトセ温泉。簡単には行けないかも、な秘湯ですよ。露天風呂がなく、内風呂のみ。源泉そのままだそうで、自然に適温になってるんだとか。

    セトセ温泉
    周辺には自然しかありません。

    露天がなくて、内風呂だけでは30分が限界でした。まあしかし肌もすべすべになり、いいお湯でした。で、売店があったので帰り際に覗いてみました。
    『欲しいものは何もない』
    ただ、「これは売り物じゃないな」と思って手に取ったそれが、315円と値札が貼ってあったのです。
    「えっ売りもの? しかも300円もするの」と気持ち的には「無理」と思ったのですが、不思議なパワーがあったのです。このひまわりの置き物を置くと、そこがパワースポットになるのです。

    ウソです。

    「いやーこんな変な置き物はそうそうあるもんじゃないな、これは多分もう生産もされてない昔のヤツだと思うし、この温泉も大変っぽいし経営の足しにしてもらおう。自分も余裕はないけれど、ここはひとつ、キヨミズの舞台から“後方伸身宙返り40回ひねり”で飛び降りたつもりで買っちゃおう!!」
    と買っちゃいました。

    もちろん衝動買いで、後悔するに決まっているのですが、無価値の凄みに満足して机のそばに飾っています。もちろんパワースポットにはなっていません。むしろその逆の効果が最近得られました。

    欲しい方には3万円で譲ります。(極悪)
    情報として、このひまわりの置き物、まだセトセ温泉に3つくらいありました。早く行かないと無くなるかもよ。うふふ。

    おしまい。