• v175 ツヨシがお嫁に/sap104-しゃぶ漬け

    ■ツヨシがお嫁に

    シロクマ
    2年前の夏に撮った円山動物園のシロクマ「ピリカ」(当時はオス)

    札幌の円山動物園が釧路市と帯広両市の動物園に贈った、オスのホッキョクグマ2頭が、実はいずれもメスだったというニュース。多分全国ニュースになってると思うので、ご存知の方はいると思います。

    2頭は生後約3カ月で「外見で」オスと判定されました。何を見たのだろう…。

    繁殖のため、「ツヨシ」は釧路に、「ピリカ」は帯広へ送られました。
    (ツヨシはファイターズにいた新庄選手の名前の「剛志」が由来)

    で、釧路では市民応援団「ツヨシプロジェクト」も生まれ、2世誕生を心待ちにしていたという。
    今年6月、ツヨシを観察していて「雄らしい行動が見られない」「オスとメスのじゃれ合いとは違う」ということで、DNA鑑定を2回実施。それでもオスかメスかは分からず、麻酔して触診の結果、メスと判明したらしい。帯広でも触診を行い、メスと判明。

    「雄らしい行動が見られない」

    と聞けば、オスって乱暴者なのかなとか思ったり、まあいろいろ。しかし別のニュースではこんな話がありました。ネットで見たロイターの記事。

    「ある日、一緒のオリのメスと同じ方法で排尿するツヨシを見て、本当にオスなのかどうか疑念を抱いた」(釧路市動物園の飼育員談)

    マジですか。こっちの方がちゃんとた理由に思える…。というか日本のメディアが「排尿」という言葉をオブラートに包んでしまったのか…。
    しかしオスとメスの判別って難しいんですかねぇ。人と似てるのに。

    それはともかく、ツヨシとピリカがメスと判明した3、4日後に、ツヨシに対して秋田県の水族館から、「豪太(オス)」の嫁になってほしいという縁談が舞い込んだというニュースがテレビで流れていました。
    豪太とツヨシが結婚、みたいな。

    その時は作業をしていて、耳だけでニュースを聞いていたのですが、ある言葉に作業をしながら思わず「えー?」と言ってしまいました。

    「これで優雅な独身生活を満喫していた豪太にお嫁さんが…」

    シロクマを捕まえて、オリに閉じ込め、見せ物にして「優雅な独身生活」っすか…。

    でもまあ、どうでもいいかな。(笑)
    なんてことのない話。かな。

     

    ■第104回 愉快な札幌大発見:しゃぶ漬け

    しゃぶしゃぶ

    しゃぶしゃぶしゃぶしゃぶしゃぶしゃぶしゃぶしゃぶ。
    壮観でした。近所のスーパーにて。


  • v174 〆鯖ください/愉快な札幌103-ホッカイドウ菌

    ■〆鯖ください

    すしおんど
    ウインナー寿司が子ども心をそそる

    ひと皿100円を頑なに守ってくれる「すしおんど」は本当にありがたい存在です。200円とか300円の皿を作られたら、我が家ではもう寿司は無理。

    モノの安さが給料の安さを呼ぶデフレスパイラル。とても100円じゃ食べられないようなネタも、皿に乗って店内をスパイラルしておりました。

    嬉しいやら哀しいやら。

    そして商売っ気があるんだかないんだか、ボリュームたっぷりのポテトフライやカキフライ、カラアゲ系などの150円程度のサイドメニューがあり、これも店内をスパイラルしており、以前確か「鳥のザンギ(カラアゲ系)」を食べたら、一気に満腹になってしまうという、嬉しいやら哀しいやらの状態になりました。(ひと皿でお腹にズッシリ)

    ここの面白いところは、エビ天だのハンバーグだのオムレツだのが寿司になっていて、まあ明らかに子ども連れの家族を意識したラインナップが勢揃いしております。

    随分前に、私の知り合いのMさんが「大の〆鯖好き」と聞き、いつか〆鯖パーティをしようと言っていたのですが、なかなかそれは実現しませんでした。それが今回、すしおんどで〆鯖を食べる企画に結びつきました。

    そしていろいろあって、申し訳ないことに、Mさんだけが「〆鯖だけを食べる」というルールになりました。(それでも喜んではいましたが…)

    子どもの好きそうなネタがぐるぐると回る中、「〆鯖ください」の大人な声が店内を響き渡り続けたのでした。

    寿司ネタはともかく、話のネタが切れかけております。(苦)

     

    ■第103回 愉快な札幌大発見:ホッカイドウ菌

    ホッカイドウ菌
    マジのネーミングのようです。ホッカイドウ菌。

    この商品は、北海道の大豆で作った豆乳を植物性乳酸菌“ホッカイドウ菌(ホッカイドウ株)”で発酵させた豆乳ヨーグルト。

    ホッカイドウ菌とは
    「北海道の農家で100年以上かけて熟成されてきた乳酸菌を、北海道立食品加工研究センターが採取し培養した株(?)らしく、北海道(自治体)が特許を取得してる」んだそうです。
    この菌は生きて腸にまで届き(腸にまでっ!!)、良い働きをしてくれます。
    いや、詳しくは知らんけど…。

    大豆は十勝産ということで、まるごと北海道であります。

    味は、……美味いです。(子どもかっ)

    もうちょっとウマい言い方をすると…
    えーと、甘くなく、微妙な酸味で、豆腐の微妙な味とマッチして、完璧に大人の味です。
    (完璧に、は余計かも)

    これがロビンソンという札幌では有名な百貨店の地下1階の端の方で売っているのですが、このたび、ロビンソンはまるごと閉店(1月18日らしい)することが決まっているため、テナントは徐々に撤退しますから、この豆乳ヨーグルトはウチからはやや遠いところでしか販売していないようなので、簡単には手に入らなくなる予感です。

    欲しい人はオンラインショップなどから勝手に注文してね。(私は業者の回し者じゃないよ)


  • v173 健康診断結果発表/愉快な札幌102-読み違い

    ■健康診断結果発表

    野良猫
    南小樽で撮った野良猫。記事とは関係ありません。

    久しぶりに東京へ行ったのが10月23日。その1か月くらい前に胸が苦しくなり、病気じゃないかと不安でした。東京行きの1週間くらい前には風邪でダウン気味で、体調は良くありませんでした。

    東京に到着すると計ったように雨が降ってきました。あちらこちらに挨拶ヘ行く間、ずっと雨でした。

    夜もまた雨が降り続き、深夜まで飲み歩き、カプセルに泊り、翌日も雨の中挨拶回り。雨の中1日中歩き回り、また夜中は飲み会。

    25日夕方にヘロヘロになって札幌に帰ってきました。

    26日は朝から健康診断でした。
    健康診断の神様というのがいて、できるだけ悪い状態で受けさせようとしているのだなと思いました。長距離移動、緊張、ハイテンション、疲労、酒、環境変化、雨…

    先日、その結果が送られてきました。
    「健康診断結果通知書No.1」というプリントには、経過観察4項目、要治療1項目、要精密検査は3項目ありました。
    「健康診断結果通知書No.2」というプリントには、異常値を示す赤い印が12項目。

    要は、私はメタボリックシンドロームであり、減量が必要で、高血圧症と貧血と肝臓病と血糖値異常と腎臓病の疑いがあり、中性脂肪と尿酸値も異常であり、肺には異常な影が映っているということで、盛りだくさんな心配事を授けられてしまいました。(笑)(笑ってる場合じゃない)(笑)

    ただ、大腸ガンの疑いはなく、少しだけ安心して暮らせそうです。めでたしめでたしと。

    ま、診断日の3日前から飲みまくって疲労もピークでしたから、次の健康診断に少し期待をしているのです。実はあと2週間ほど後にあるんです。

    2年前に北大の人体実験に参加(vol99参照)していましたが、ついにその検査が12月の初旬にあるのです。検査項目は以前書きましたが、「心電図、血圧、体組成、コレステロール、中性脂肪、糖代謝、血管弾性、呼吸機能、自律神経、骨密度、体力測定、歯科検診等々」多項目で細密であり、何より無料であります。

    私は「生活指導・食事指導などがなされないAグループ」に割り当てられたため、「悪化している可能性が高い」はずでありますが、今回の健康診断結果よりはましな数値は期待できると思います。

    なんかしんどいなぁ。 …… (-。-;) ボソッ

     

    ■第102回 愉快な札幌大発見:読み違い

    あさぶ

    「麻生」これ「あさぶ」って読みます。
    読み間違いではありません。しかし、これは間違えても仕方がない読み方ですね。
    現首相もきっと読み間違えると思います。

    最近のニュースをふしゅう、いや、踏襲してみました。


  • v172 子どもの前では/愉快な札幌101-チラシ

    ■子どもの前では

    信号無視
    ここの信号を守る人は珍しいです。

    信号を見て、右を見て、左を見て、もう一度右を見て、左を見て、そして横断歩道を渡ります。…赤なのに。あ、私じゃないですよ。

    先日、片側3車線の幹線道路を、おばあちゃんがのこのこと歩いて横断していました。車が完全に来てない時って多いですから、このような光景はよく目にします。

    大きな道路の歩道を自転車で走っていて、右側に小道がある場合、車が勢い良く車道の手前まで飛び出してくる時があります。しかも右側からくる車ばかりを見て、左側から来ている自転車にまったく気づいていません。だからスピードを出して自転車に乗っていると、ヘタをすると脇道から飛び出してくる車に衝突します。本当に片方しか注意を払っていないドライバーは多いと感じます。

    こういう信号無視やマナー違反などは、札幌だから云々というわけではないと思いますが、日常ですごく目につくことは確かです。

    最初の写真ですが、片側3車線の道路に脇の小道が左からつながっています。ちょっと変則的な十字路になっていまして、右側からは大きな道路がつながっています。この小道を利用する車は少なく、道幅も狭いため、歩行者としてはちょちょいと渡ってしまいたくなる道路なのです。
    写真には赤信号を普通に無視して歩いている人がおりますね。

    道路の角にビルがあり、向こうからの歩行者はこの小道から車が来ているかどうかは分かりません。この横断歩道を写真の向こう側から赤で渡る時、歩行者はいくらなんでも車が来ないか確認しないと危険です。
    しかし何割かの人は、まったくその確認をしていません。時々自転車がノーブレーキでスピョーーンと赤信号を渡っております。スゴいです。見ていて怖いです。

    自転車に乗っていたある日のこと。この歩行者信号が赤になっていました。そしてその赤信号を守って立ち止まっていた子ども(多分小学の低学年)が一人おりました。
    そしてその後ろには7~8人の歩行者や自転車が来ていました。向かいからも何人かが来ていました。

    心の中で思ったことは、子どもが交通ルールを守っている中で、大人たちは信号を無視して渡るのか、それとも子どもの前では道交法を守るのか、ということでした。

    「おおっ、一人目は止まった」
    「自転車の人、止まった」
    「歩行者止まった。自転車止まった」
    「向こう側も止まってる」
    「すごい、信号をみんな守っている」(←おいおい)
    「あ、ひとり渡った。おばちゃんっ! ダメじゃん」
    「でもひとりだけか」

    やはり子どもの前での「ルール違反」は大人としての示しがつかないと思っているのだなと、すごくホッとした気持になったのでした。(いい話だねー)

    いや、どうかな。

     

    ■第101回 愉快な札幌大発見:チラシ

    価格が見えない

    大きなチラシ(50×70cmほど)のすべての商品価格が、こんな感じで隠されていました。
    他にも「どひゃ~!これは激しい!!」とか「もうワヤだ~!!」とか「味は最高!!価格は底値!!」とか、すさまじいチラシでした。
    しかも店名が「バッタランド」。
    バッタもんを連想させる店名にも愉快さがにじみ出ていました。
    駐車場400台完備だそうです。規格外ですねぇ北海道。


  • v171 落ち葉/愉快な札幌100-家賃が気になる

    ■落ち葉

    公園の落ち葉
    猫は関係ありません。落ち葉に注目。

    あの東京にしても、町には街路樹もあり、大きな公園もあり、そこそこ「木」はあるものです。おそらく日本中、自然はいっぱいで「木」だらけでありましょう。

    秋になれば舗装道路や、家のまわりが落ち葉だらけになりますね。その落ち葉を掃除してゴミ袋に入れると、燃えるゴミとして回収されることになります。

    その落ち葉、有料ゴミとなっている自治体がそこそこあるんです。札幌はまだゴミの有料化自体が「検討中」ですので、今のところはホイホイと出せるわけですが、近い将来有料化は避けられず、頭の痛い問題となると思われます。

    他所から飛んできた落ち葉を、お金を払ってゴミとして出すなんて理不尽ですよね。落ち葉が吹き溜まる家に住んでいたらたまったもんじゃない。

    ところが、その問題を解決すべく、先進的な実験を始めた市があります。すでにゴミ有料化を実施している旭川市です。一昨年まで、落ち葉は「燃やせるゴミ」として有料で回収していたそうですが、昨年から特定の落ち葉に限って無料としました。

    落ち葉は何年か放っておくと「腐葉土」と呼ばれる堆肥になります。(3年前後と聞いてます)

    はっきり言って燃やすなんて実にもったいない話なのです。

    そこで市は葉っぱの種類別に分けて集めて、何年で堆肥として使えるかという実験場を作ったわけです。(実験場と言っても、葉っぱを積んで放ったらかしておく場所みたいですけど)

    葉っぱの種類は限定されていて、種類別に袋に入れなければならないようです。具体的には、腐葉土に適しているモミジ、ナナカマド、イチョウ、ハルニレ、プラタナスの落ち葉が無料回収の対象になっています。

    現在のところ始めて2年目ということで、まだ詳細なデータとして取れてないようですが、葉っぱによって堆肥になる速度がほぼ同じであれば、分けて袋に入れる必要も無くなるでしょうし、何種類かを同じ袋に入れても良い、という具合になっていくと思われます。

    腐葉土ができたら、小分けにして販売も出来るし、農業政策にも有効に使えると思います。そこらへんに落ちている葉っぱが肥料となって、自分たちの食料になって返ってくるなんて、究極のエコではないですか。

    この試み、うまくいけばいいなと思うのでありました。(いい話だねー)

    ■第100回 愉快な札幌大発見:家賃が気になる

    たかすぎ

    セレブなマンションでござんすね。
    前はこんなのがありましたが。

    安いマンション

    せっかくのいい話のあとでこれか…。